大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【GOODBYE青春・その4】
(ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…ドザードザードザードザードザードザードザードザードザー…ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー…キーッ…)
日付が変わって、8月14日の明け方5時頃であった。
この時、1時間に30ミリに相当する雷を伴った激しい雨が降っていた。
ところ変わって、鹿屋市西大手町《しないにしおおてまち》の城山公園《こうえん》の駐車場にて…
駐車場にマツダカペラの黒パトがサイレンを鳴らしながら入ったあと停車した。
駐車場に待機していた警察官が後部座席のドアをあけた。
後部座席に乗っていた私は、ショルダーバックを持って車内から降りた。
ショルダーバックを持って車から降りた私は、駐車場で待機していた警察官たち3人と一緒に現場へ向かった。
……………………………
またところ変わって、公園内にて…
公園内に設置されているレンタルのニッケンのトイレの前に鹿児島県警《けんけい》の捜査員たち30人と鑑識警察官たち40人がいた。
レンタルのニッケンのトイレの前にいる鑑識警察官たち40人は、現場検証を行っていた。
現場には、徳田さんも一緒にいた。
徳田さんは、すごく心配げな表情で現場の様子を見ていた。
この時、警察官の一人が徳田さんに声をかけた。
「徳田さん…コリントさまが到着しました。」
「ありがとう。」
私は、それから5秒後に徳田さんに声をかけた。
「徳田さん。」
「コリントさま。」
「これは一体どう言うことでしょうか!?」
徳田さんは、私に対して『ちょっと…こちらへ…』と言うたあと私を連れて別の場所へ行った。
ところ変わって、現場から30メートル離れた場所にて…
徳田さんは、私に対して声をかけた。
「コリントさま、昨夜11時55分頃でありますが…あのトイレ(レンタルのニッケンの仮設トイレ)の中にいた男女が死亡しました。」
「あのトイレ(レンタルのニッケンの仮設トイレ)の中にいた男女の身元は?」
「女性の身元は確認作業中です。」
「確認作業中…女性の身元はまだ判明していないのか?」
「はい。」
「男性の身元は?」
「男性の身元も確認作業中です。」
「男性も身元確認中か…それで、お二方の遺体は?」
「お二方の遺体が行方不明になりました…まだ、発見されていません。」
「一体どうなっているのだ!?」
徳田さんは、私に対して声をかけた。
「コリントさま…事件とは別の話でございますが…三森の家の奥さま…浩光《ひろみつ》さんのお母さまからうちに電話がかかってきたのです。」
「徳田さん方に三森の奥さまから電話がかかってきたって?」
「『浩光《うちのちょうなん》が(深夜の)12時になっても帰って来ないので、警察署に捜索願いを出したい…』と言うて来たのです。」
「警察署に捜索願いを出したい…って?」
「ええ。」
「ちょっとお待ちください。」
私は、ショルダーバックの中からメモパッドとゼブラシャーボーの本体を取り出したあとフタを閉じた。
その後、メモパッドの余白のページをひらいた。
私は、ゼブラシャーボーの本体を右に回してシャープペンシルを出してメモを取る準備を整えたあと徳田さんに声をかけた。
「お待たせしました…徳田さんにおたずねいたしますが、この最近、浩光《カレ》の周りでなんらかのトラブルが発生したと言う話を聞いていませんか!?」
「この最近ですか?」
「ええ。」
徳田さんは、ものすごく困った声で『そうだな〜…』と言うた。
それから数秒後に、徳田さんは『あっ、思い出した。』と言うたあと私に対してこう言うた。
「コリントさま、コリントさまがおっしゃられた直近一週間のあいだに…深刻なもめごとがあったことを思い出しました。」
「それはいつ頃の話ですか!?」
「たしか、8月に入ったばかりだったと思います…その時…三森さんが勤務している職場で従業員さんたちの夏休み取得のことについてもめごとがあったのです…職場の上の人が三森さんに対して夏休み取得を取り消してほしいと言われたのです…三森さんはそのことに腹を立てたらしくて…」
「取得した夏休みを取り消されたことに腹を立てた…からどうなったのですか!?」
私の問いに対して、徳田さんはこう答えた。
「三森さんが取得した夏休みを上の人によって取り消された日の翌朝でした…上の人のデスクの中に入っていた物が紛失した事件が発生したのです。」
「えっ!?…職場内で窃盗事件《ぬすみ》が発生した!?」
「ええ。」
「なくなったものは!?」
「たしか…職場名義のクレカ3枚と外回りで使うダイハツミラ(軽四)の(ガソリン)給油で使う丸善石油《まるぜん》のガソリンガード…」
「あの、他に紛失した物はありますか!?」
「ああ、他にもありました…職場名義の小切手類と上の人が使う印鑑も紛失していました。」
私は、おたついた表情で徳田さんに言うた。
「徳田さん!!」
「はい。」
「事件が発生した時、職場はどう対応したのですか!?」
「警察署に被害届を出したと言うてました。」
「そうですか。」
「今のところ、犯人は誰であるのかは…」
「分かってないのですね。」
「はい…分かっていません…ただですね。」
「『ただですね。』って?」
「浩光《カレ》には、前科《まえ》があるのです。」
「前科《まえ》があったって!?」
「ええ…浩光《カレ》は過去に…職場の会計《ちょうぼ》に大穴をあけたことがあったのです。」
「なに!?浩光《カレ》が職場の会計《ちょうぼ》に大穴をあけた!?」
「ええ。」
「それはいつ頃ですか!?」
「たしか…3年前だったと思います。」
「3年前!?」
「ええ。」
「あの…浩光《カレ》が穂乃香《いまのよめ》さんと結婚した時期は!?」
「2年前でした。」
「2年前!?」
「ええ…浩光《カレ》が穂乃香《いまのよめ》さんと結婚したのは、浩光《カレ》が犯したあやまちの後始末をするために結婚したのです。」
「浩光《カレ》が犯したあやまちの後始末を阿波野の家の方が引き受けたのですね。」
「そう言うことになります。」
「それじゃあ、穂乃香《いまのよめ》さんのお子さまふたりは!?」
「父親は違う…と言うことになります。」
「そうですか。」
私は、メモ書きをしたあと再び徳田さんに声をかけた。
「あともう1点だけおたずねしたいことがございますがよろしいでしょうか?」
「はい。」
「穂乃香《ほのか》さんのことについてですが…穂乃香《ほのか》さんが浩光《いまのダンナ》と再婚する以前に違う方と結婚なされた…と言う話は聞いていませんか?」
「いいえ…聞いていませんが…」
「ええ!?…聞いてない!?」
「ええ。」
「それじゃあ、おふたりのお子さまは…」
「コリントさま…そのことについてですが…ちょっと小耳にはさんだ話を聞いたのです。」
「小耳にはさんだ話を聞いた!?」
「ええ。」
「それは一体どう言うことですか!?」
「実はですね…私…知人が経営している興信所に頼んで…三森穂乃香《カノジョ》の友人知人たちの調査を頼みました…おととい、調査結果が出たので…お伝えしておきます…こちらです。」
私は、徳田さんから1枚の書面を受け取った。
書面には、調査結果が書かれていた。
この時、私は穂乃香《ほのか》のふたりの子どもの実の父親が穂乃香《ほのか》が高校時代に付き合っていたカレであったことを知った。
一体どうなってるのだ…
書面を見ていた私は、全身をブルブルと震わせながら怒り狂った。
日付が変わって、8月14日の明け方5時頃であった。
この時、1時間に30ミリに相当する雷を伴った激しい雨が降っていた。
ところ変わって、鹿屋市西大手町《しないにしおおてまち》の城山公園《こうえん》の駐車場にて…
駐車場にマツダカペラの黒パトがサイレンを鳴らしながら入ったあと停車した。
駐車場に待機していた警察官が後部座席のドアをあけた。
後部座席に乗っていた私は、ショルダーバックを持って車内から降りた。
ショルダーバックを持って車から降りた私は、駐車場で待機していた警察官たち3人と一緒に現場へ向かった。
……………………………
またところ変わって、公園内にて…
公園内に設置されているレンタルのニッケンのトイレの前に鹿児島県警《けんけい》の捜査員たち30人と鑑識警察官たち40人がいた。
レンタルのニッケンのトイレの前にいる鑑識警察官たち40人は、現場検証を行っていた。
現場には、徳田さんも一緒にいた。
徳田さんは、すごく心配げな表情で現場の様子を見ていた。
この時、警察官の一人が徳田さんに声をかけた。
「徳田さん…コリントさまが到着しました。」
「ありがとう。」
私は、それから5秒後に徳田さんに声をかけた。
「徳田さん。」
「コリントさま。」
「これは一体どう言うことでしょうか!?」
徳田さんは、私に対して『ちょっと…こちらへ…』と言うたあと私を連れて別の場所へ行った。
ところ変わって、現場から30メートル離れた場所にて…
徳田さんは、私に対して声をかけた。
「コリントさま、昨夜11時55分頃でありますが…あのトイレ(レンタルのニッケンの仮設トイレ)の中にいた男女が死亡しました。」
「あのトイレ(レンタルのニッケンの仮設トイレ)の中にいた男女の身元は?」
「女性の身元は確認作業中です。」
「確認作業中…女性の身元はまだ判明していないのか?」
「はい。」
「男性の身元は?」
「男性の身元も確認作業中です。」
「男性も身元確認中か…それで、お二方の遺体は?」
「お二方の遺体が行方不明になりました…まだ、発見されていません。」
「一体どうなっているのだ!?」
徳田さんは、私に対して声をかけた。
「コリントさま…事件とは別の話でございますが…三森の家の奥さま…浩光《ひろみつ》さんのお母さまからうちに電話がかかってきたのです。」
「徳田さん方に三森の奥さまから電話がかかってきたって?」
「『浩光《うちのちょうなん》が(深夜の)12時になっても帰って来ないので、警察署に捜索願いを出したい…』と言うて来たのです。」
「警察署に捜索願いを出したい…って?」
「ええ。」
「ちょっとお待ちください。」
私は、ショルダーバックの中からメモパッドとゼブラシャーボーの本体を取り出したあとフタを閉じた。
その後、メモパッドの余白のページをひらいた。
私は、ゼブラシャーボーの本体を右に回してシャープペンシルを出してメモを取る準備を整えたあと徳田さんに声をかけた。
「お待たせしました…徳田さんにおたずねいたしますが、この最近、浩光《カレ》の周りでなんらかのトラブルが発生したと言う話を聞いていませんか!?」
「この最近ですか?」
「ええ。」
徳田さんは、ものすごく困った声で『そうだな〜…』と言うた。
それから数秒後に、徳田さんは『あっ、思い出した。』と言うたあと私に対してこう言うた。
「コリントさま、コリントさまがおっしゃられた直近一週間のあいだに…深刻なもめごとがあったことを思い出しました。」
「それはいつ頃の話ですか!?」
「たしか、8月に入ったばかりだったと思います…その時…三森さんが勤務している職場で従業員さんたちの夏休み取得のことについてもめごとがあったのです…職場の上の人が三森さんに対して夏休み取得を取り消してほしいと言われたのです…三森さんはそのことに腹を立てたらしくて…」
「取得した夏休みを取り消されたことに腹を立てた…からどうなったのですか!?」
私の問いに対して、徳田さんはこう答えた。
「三森さんが取得した夏休みを上の人によって取り消された日の翌朝でした…上の人のデスクの中に入っていた物が紛失した事件が発生したのです。」
「えっ!?…職場内で窃盗事件《ぬすみ》が発生した!?」
「ええ。」
「なくなったものは!?」
「たしか…職場名義のクレカ3枚と外回りで使うダイハツミラ(軽四)の(ガソリン)給油で使う丸善石油《まるぜん》のガソリンガード…」
「あの、他に紛失した物はありますか!?」
「ああ、他にもありました…職場名義の小切手類と上の人が使う印鑑も紛失していました。」
私は、おたついた表情で徳田さんに言うた。
「徳田さん!!」
「はい。」
「事件が発生した時、職場はどう対応したのですか!?」
「警察署に被害届を出したと言うてました。」
「そうですか。」
「今のところ、犯人は誰であるのかは…」
「分かってないのですね。」
「はい…分かっていません…ただですね。」
「『ただですね。』って?」
「浩光《カレ》には、前科《まえ》があるのです。」
「前科《まえ》があったって!?」
「ええ…浩光《カレ》は過去に…職場の会計《ちょうぼ》に大穴をあけたことがあったのです。」
「なに!?浩光《カレ》が職場の会計《ちょうぼ》に大穴をあけた!?」
「ええ。」
「それはいつ頃ですか!?」
「たしか…3年前だったと思います。」
「3年前!?」
「ええ。」
「あの…浩光《カレ》が穂乃香《いまのよめ》さんと結婚した時期は!?」
「2年前でした。」
「2年前!?」
「ええ…浩光《カレ》が穂乃香《いまのよめ》さんと結婚したのは、浩光《カレ》が犯したあやまちの後始末をするために結婚したのです。」
「浩光《カレ》が犯したあやまちの後始末を阿波野の家の方が引き受けたのですね。」
「そう言うことになります。」
「それじゃあ、穂乃香《いまのよめ》さんのお子さまふたりは!?」
「父親は違う…と言うことになります。」
「そうですか。」
私は、メモ書きをしたあと再び徳田さんに声をかけた。
「あともう1点だけおたずねしたいことがございますがよろしいでしょうか?」
「はい。」
「穂乃香《ほのか》さんのことについてですが…穂乃香《ほのか》さんが浩光《いまのダンナ》と再婚する以前に違う方と結婚なされた…と言う話は聞いていませんか?」
「いいえ…聞いていませんが…」
「ええ!?…聞いてない!?」
「ええ。」
「それじゃあ、おふたりのお子さまは…」
「コリントさま…そのことについてですが…ちょっと小耳にはさんだ話を聞いたのです。」
「小耳にはさんだ話を聞いた!?」
「ええ。」
「それは一体どう言うことですか!?」
「実はですね…私…知人が経営している興信所に頼んで…三森穂乃香《カノジョ》の友人知人たちの調査を頼みました…おととい、調査結果が出たので…お伝えしておきます…こちらです。」
私は、徳田さんから1枚の書面を受け取った。
書面には、調査結果が書かれていた。
この時、私は穂乃香《ほのか》のふたりの子どもの実の父親が穂乃香《ほのか》が高校時代に付き合っていたカレであったことを知った。
一体どうなってるのだ…
書面を見ていた私は、全身をブルブルと震わせながら怒り狂った。