大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【かもめ町みなと町】
(ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ…)
時は、9月1日の深夜11時頃であった。
またところ変わって、松山市二番町にある雀荘《じゃんそう》の店内にて…
店内にいる客は、二岡総裁《におか》と田嶋組長《くみちょう》と田嶋組《くみ》の若頭二人と番頭《ばんと》はんがいた。
番頭《ばんと》はんは、二岡総裁《におか》のとなりにいた。
二岡総裁《におか》と田嶋組長《くみちょう》と若頭二人は、賭けマージャンをしていた。
ユーセンのスピーカーから五木ひろしさんの歌で『かもめ町みなと町』が流れていた。
二岡総裁《におか》は、すぐそばにいる番頭《ばんと》はんに声をかけた。
「おう竹宮、たばこくれ〜」
「へえ。」
番頭《ばんと》はんは、ハラマキの中に入れていたラークのロゴ入りの箱を取り出したあと上フタをあけた。
その後、たばこの箱の中から一本のたばこを半分出した。
二岡総裁《におか》は『へえおおきに〜』と言いながらたばこを一本取り出したあと口にくわえた。
(パチ…)
番頭《ばんと》はんは、ダンヒルのライターを点火したあとたばこの先に火をつけた。
「おおきに〜」
二岡総裁《におか》は、たばこをいっぷくくゆらせたあと番頭《ばんと》はんに声をかけた。
「竹宮。」
「へえ。」
「きょう、最高裁の法定内でくたばった被告人の男には…保険金かけていたのか?」
「へえ、あらかじめかけておきやした。」
「死亡時に支払われる保険金《ゼニ》は?」
「総額9999垓円《がい》でおます。」
「そうか。」
「保険金《ゼニ》は、あすの朝いちに貨物機に乗せてウラジオストクへ運びやす…到着したあとすぐに貨物列車に積み替えます。」
「よく分かった…シベリア鉄道を通る貨物列車に載せたあと…例の場所へ着くのはいつ頃だ!?」
「日本時間9月9日の明け方5時頃でおます。」
「よし…分かった。」
二岡総裁《におか》は、たばこについていた火を灰皿に押しつけて消したあと飲みかけのサントリーCANビールをひとくちのんだ。
その後、二岡総裁《におか》は番頭《ばんと》はんに対して声をかけた。
「おい竹宮。」
「へえ。」
「徳田のクソジジイはどないなってんねん?」
「今も逃走しています…どないしまっか?」
「せやな…竹宮、手出しは無用だ。」
「分かりやした。」
「それよりも、三永《みえ》と言う女が気になるな〜」
「ああ、二番町のスナックにいたちょいの間の女でおましたね…それがどうかなさいましたか?」
番頭《ばんと》はんの問いかけに対して、二岡総裁《におか》は怒りを込めながら言うた。
「三永《あのおんな》は…25年前(昭和33年)に田嶋組《くみ》の若頭補佐《おとこ》を奪い取ったあと…トンズラした…三永《あのおんな》と一緒にいた若頭補佐《おとこ》は…今も行方不明になっている…わしは…今でも三永《あのおんな》を憎んでいる…見つけたら八つ裂きにしてやる!!」
二岡総裁《におか》は、怒りを込めながら言うたあと番頭《ばんと》はんに対して声をかけた。
「おい竹宮。」
「へえ。」
「たばこくれや〜」
「へえ、ただいま〜」
このあと、番頭《ばんと》はんは二岡総裁《におか》に対してたばこを差し出した。
……………………………
日付が変わって、9月2日の深夜1時半頃であった。
またところ変わって、二番町の一方通行の通りに面した場所にあるミツワビル(テナント)の2階にあるナイトクラブにて…
店内には、大勢のお客さまたちがいた。
きらびやかな色のドレスを着用しているホステスさんたちは、お客さまの接待をしていた。
そんな中であった。
二岡総裁《におか》と田嶋組長《くみちょう》と若頭二人と番頭《ばんと》はんの5人が紫色の振り袖と白の帯姿のママと一緒に入店した。
店のママは、やさしい声で二岡総裁《におか》に言うた。
「二岡さま…そしてみなさま…きょうはお忙しい中をお越しくださいましてありがとうございます。」
二岡総裁《におか》は、気さくな声でママに言うた。
「おおきに…ママもお元気でおましたか?」
「ええもちろんですわ〜…さあさあ、ご案内いたします〜」
このあと、二岡総裁《におか》たち一行は店のママと一緒に空いている席に向かった。
ところ変わって、空いている席のとなりにあるボックス席にて…
この席に羽振りのいいスーツ姿で黒のサングラスをかけたコワモテの男一人とダーク系の色の背中がぱっくりと開いているホステスさんたち二人が座っていた。
コワモテの男は、二岡総裁《におか》の弟分にあたる人で新居浜にある事務所《くみ》の組長だった。
コワモテの組長は、二岡総裁《におか》に声をかけた。
「二岡総裁《くみちょう》〜」
「おお城井《きのい》〜」
「二岡総裁《くみちょう》、お久しぶりでおます〜」
「おう城井《きのい》、あいかわらずコレ(小指=オンナ)でブイブイいわしてるみたいやのぉ〜」
「へえ…二岡総裁《くみちょう》、みなさまもご一緒にどうですか?」
「せやな、すわらせてもらおうか。」
「そうね…二岡さま、みなさま…どうぞおすわりくださいませ。」
このあと、二岡総裁《におか》たち一行と店のママが空いている座席に腰かけた。
…………………………
(カラン、カラン…トクトクトクトクトクトクトクトクトクトク…)
みんなが席についたあと、ホステスさんが大きめのタンブラーにミネラルウォーターで作った大きな氷を2個入れた。
その後、サントリーオールド(ウイスキー)を4分の1ほど入れた。
ホステスさんは、サントリーオールドのオンザロックを二岡総裁《におか》に差し出した。
「へえおおきに。」
田嶋組長《くみちょう》と若頭二人は、ビールをいただいた。
番頭《ばんと》はんは、二岡総裁《におか》の付き人役なのでアルコールは頼まなかった。
番頭《ばんと》はんは、二岡総裁《におか》に対してラークのたばこの箱を差し出した。
「へえおおきに〜」
二岡総裁《におか》は、箱から取り出したたばこを口にくわえた。
店のママは『どうぞ〜』とやさしく言いながらライターで火をつけたあとたばこに着火した。
「おおきに〜」
コワモテ顔の男・城井《きのい》は、二岡総裁《におか》に対して声をかけた。
「二岡総裁《くみちょう》〜」
「おう。」
「この最近、ゴルフに行ってまっか〜」
「いや〜、この最近は忙しくてのぉ〜…行ってないねん。」
「すっかりごぶさたしてますか。」
「ああ、そのようだな。」
二岡総裁《におか》は、ミネラルウォーターの氷が溶けはじめた頃をみてからオンザロックをのんだ。
城井《きのい》は、二岡総裁《におか》に対して声をかけた。
「二岡総裁《くみちょう》。」
「なんぞぉ〜」
「今度の日曜日《にちよう》でおますが…予定は空いてまっか〜」
「今度の日曜日《にちよう》か…その日、なにがあるのかな?」
「その日は、(新居浜の)滝の宮(カントリークラブ)でゴルフコンペが催されます…同時に、副島《そえじま》(二岡総裁《におか》の弟分にあたる人、西条市に独立した事務所を構えている)の組長はんの還暦祝いのパーティが同時に催されます。」
「副島《そえじま》、ことしは還暦だな…今でも元気やったか。」
「どないしまひょか?」
「コンペとパーティに参加しよう…わしも副島《そえじま》にお会いしたいと思っていたのだよ。」
「ほな、さっそく連絡取ります。」
このあと、城井《きのい》は席を外したあと公衆電話のコーナーへ行った。
二岡総裁《におか》は、オンザロックをひとくちのんだあと店のママに声をかけた。
「ところでママ。」
「なあに?」
「この最近、三永《みえ》を見なかったか?」
「ああ、三永《みえ》ちゃんね…三永《みえ》ちゃんがどうかしたの?」
「三永《あのおんな》には…貸しがあるんや。」
「貸しがある?」
「せや…まあいろいろと問題があって、ワテも頭痛いねん。」
「まあまあ、きょうのところはそこで止めておいしいお酒を召し上がりましょうね。」
このあとも、二岡総裁《におか》たち一行と城井《きのい》は時間いっぱいまでおいしいお酒をのみながら話をした。
…………………………
時は、9月1日の深夜11時頃であった。
またところ変わって、松山市二番町にある雀荘《じゃんそう》の店内にて…
店内にいる客は、二岡総裁《におか》と田嶋組長《くみちょう》と田嶋組《くみ》の若頭二人と番頭《ばんと》はんがいた。
番頭《ばんと》はんは、二岡総裁《におか》のとなりにいた。
二岡総裁《におか》と田嶋組長《くみちょう》と若頭二人は、賭けマージャンをしていた。
ユーセンのスピーカーから五木ひろしさんの歌で『かもめ町みなと町』が流れていた。
二岡総裁《におか》は、すぐそばにいる番頭《ばんと》はんに声をかけた。
「おう竹宮、たばこくれ〜」
「へえ。」
番頭《ばんと》はんは、ハラマキの中に入れていたラークのロゴ入りの箱を取り出したあと上フタをあけた。
その後、たばこの箱の中から一本のたばこを半分出した。
二岡総裁《におか》は『へえおおきに〜』と言いながらたばこを一本取り出したあと口にくわえた。
(パチ…)
番頭《ばんと》はんは、ダンヒルのライターを点火したあとたばこの先に火をつけた。
「おおきに〜」
二岡総裁《におか》は、たばこをいっぷくくゆらせたあと番頭《ばんと》はんに声をかけた。
「竹宮。」
「へえ。」
「きょう、最高裁の法定内でくたばった被告人の男には…保険金かけていたのか?」
「へえ、あらかじめかけておきやした。」
「死亡時に支払われる保険金《ゼニ》は?」
「総額9999垓円《がい》でおます。」
「そうか。」
「保険金《ゼニ》は、あすの朝いちに貨物機に乗せてウラジオストクへ運びやす…到着したあとすぐに貨物列車に積み替えます。」
「よく分かった…シベリア鉄道を通る貨物列車に載せたあと…例の場所へ着くのはいつ頃だ!?」
「日本時間9月9日の明け方5時頃でおます。」
「よし…分かった。」
二岡総裁《におか》は、たばこについていた火を灰皿に押しつけて消したあと飲みかけのサントリーCANビールをひとくちのんだ。
その後、二岡総裁《におか》は番頭《ばんと》はんに対して声をかけた。
「おい竹宮。」
「へえ。」
「徳田のクソジジイはどないなってんねん?」
「今も逃走しています…どないしまっか?」
「せやな…竹宮、手出しは無用だ。」
「分かりやした。」
「それよりも、三永《みえ》と言う女が気になるな〜」
「ああ、二番町のスナックにいたちょいの間の女でおましたね…それがどうかなさいましたか?」
番頭《ばんと》はんの問いかけに対して、二岡総裁《におか》は怒りを込めながら言うた。
「三永《あのおんな》は…25年前(昭和33年)に田嶋組《くみ》の若頭補佐《おとこ》を奪い取ったあと…トンズラした…三永《あのおんな》と一緒にいた若頭補佐《おとこ》は…今も行方不明になっている…わしは…今でも三永《あのおんな》を憎んでいる…見つけたら八つ裂きにしてやる!!」
二岡総裁《におか》は、怒りを込めながら言うたあと番頭《ばんと》はんに対して声をかけた。
「おい竹宮。」
「へえ。」
「たばこくれや〜」
「へえ、ただいま〜」
このあと、番頭《ばんと》はんは二岡総裁《におか》に対してたばこを差し出した。
……………………………
日付が変わって、9月2日の深夜1時半頃であった。
またところ変わって、二番町の一方通行の通りに面した場所にあるミツワビル(テナント)の2階にあるナイトクラブにて…
店内には、大勢のお客さまたちがいた。
きらびやかな色のドレスを着用しているホステスさんたちは、お客さまの接待をしていた。
そんな中であった。
二岡総裁《におか》と田嶋組長《くみちょう》と若頭二人と番頭《ばんと》はんの5人が紫色の振り袖と白の帯姿のママと一緒に入店した。
店のママは、やさしい声で二岡総裁《におか》に言うた。
「二岡さま…そしてみなさま…きょうはお忙しい中をお越しくださいましてありがとうございます。」
二岡総裁《におか》は、気さくな声でママに言うた。
「おおきに…ママもお元気でおましたか?」
「ええもちろんですわ〜…さあさあ、ご案内いたします〜」
このあと、二岡総裁《におか》たち一行は店のママと一緒に空いている席に向かった。
ところ変わって、空いている席のとなりにあるボックス席にて…
この席に羽振りのいいスーツ姿で黒のサングラスをかけたコワモテの男一人とダーク系の色の背中がぱっくりと開いているホステスさんたち二人が座っていた。
コワモテの男は、二岡総裁《におか》の弟分にあたる人で新居浜にある事務所《くみ》の組長だった。
コワモテの組長は、二岡総裁《におか》に声をかけた。
「二岡総裁《くみちょう》〜」
「おお城井《きのい》〜」
「二岡総裁《くみちょう》、お久しぶりでおます〜」
「おう城井《きのい》、あいかわらずコレ(小指=オンナ)でブイブイいわしてるみたいやのぉ〜」
「へえ…二岡総裁《くみちょう》、みなさまもご一緒にどうですか?」
「せやな、すわらせてもらおうか。」
「そうね…二岡さま、みなさま…どうぞおすわりくださいませ。」
このあと、二岡総裁《におか》たち一行と店のママが空いている座席に腰かけた。
…………………………
(カラン、カラン…トクトクトクトクトクトクトクトクトクトク…)
みんなが席についたあと、ホステスさんが大きめのタンブラーにミネラルウォーターで作った大きな氷を2個入れた。
その後、サントリーオールド(ウイスキー)を4分の1ほど入れた。
ホステスさんは、サントリーオールドのオンザロックを二岡総裁《におか》に差し出した。
「へえおおきに。」
田嶋組長《くみちょう》と若頭二人は、ビールをいただいた。
番頭《ばんと》はんは、二岡総裁《におか》の付き人役なのでアルコールは頼まなかった。
番頭《ばんと》はんは、二岡総裁《におか》に対してラークのたばこの箱を差し出した。
「へえおおきに〜」
二岡総裁《におか》は、箱から取り出したたばこを口にくわえた。
店のママは『どうぞ〜』とやさしく言いながらライターで火をつけたあとたばこに着火した。
「おおきに〜」
コワモテ顔の男・城井《きのい》は、二岡総裁《におか》に対して声をかけた。
「二岡総裁《くみちょう》〜」
「おう。」
「この最近、ゴルフに行ってまっか〜」
「いや〜、この最近は忙しくてのぉ〜…行ってないねん。」
「すっかりごぶさたしてますか。」
「ああ、そのようだな。」
二岡総裁《におか》は、ミネラルウォーターの氷が溶けはじめた頃をみてからオンザロックをのんだ。
城井《きのい》は、二岡総裁《におか》に対して声をかけた。
「二岡総裁《くみちょう》。」
「なんぞぉ〜」
「今度の日曜日《にちよう》でおますが…予定は空いてまっか〜」
「今度の日曜日《にちよう》か…その日、なにがあるのかな?」
「その日は、(新居浜の)滝の宮(カントリークラブ)でゴルフコンペが催されます…同時に、副島《そえじま》(二岡総裁《におか》の弟分にあたる人、西条市に独立した事務所を構えている)の組長はんの還暦祝いのパーティが同時に催されます。」
「副島《そえじま》、ことしは還暦だな…今でも元気やったか。」
「どないしまひょか?」
「コンペとパーティに参加しよう…わしも副島《そえじま》にお会いしたいと思っていたのだよ。」
「ほな、さっそく連絡取ります。」
このあと、城井《きのい》は席を外したあと公衆電話のコーナーへ行った。
二岡総裁《におか》は、オンザロックをひとくちのんだあと店のママに声をかけた。
「ところでママ。」
「なあに?」
「この最近、三永《みえ》を見なかったか?」
「ああ、三永《みえ》ちゃんね…三永《みえ》ちゃんがどうかしたの?」
「三永《あのおんな》には…貸しがあるんや。」
「貸しがある?」
「せや…まあいろいろと問題があって、ワテも頭痛いねん。」
「まあまあ、きょうのところはそこで止めておいしいお酒を召し上がりましょうね。」
このあとも、二岡総裁《におか》たち一行と城井《きのい》は時間いっぱいまでおいしいお酒をのみながら話をした。
…………………………