大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【夜霧の哀愁】

時は、深夜11時40分頃であった。

またところ変わって、輪島市内《わじまのちゅうしんぶ》にある警察署の生活安全課《せいあん》にて…

生活安全課《せいあん》には男性職員がいた。

この時、背が低い婦警さんが40代後半の男性と23歳と19歳の身体《ずうたい》がでかいきょうだいの父子3人と70代の夫婦を連れて生活安全課《せいあん》に入った。

父子3人は、三永《みえ》さんのダンナの春原輝彦《すのはらてるひこ》(44歳・自称経営者)と長男・輝史《てるふみ》(23歳・会社員〜高校は中退した)と次男・龍彦《たつひこ》(19歳・大学生だが休学中)であった。

輝彦父子《おやこ》3人と一緒にいた70代の夫婦は、徳田さんの弟夫婦で輝彦《てるひこ》の伯父伯母《おじふうふ》の徳田安夫《とくだやすお》と文子《ふみこ》であった。

生活安全課《せいあん》の男性職員は、安夫《やすお》と文子《ふみこ》に対してやさしく声をかけた。

「え~と、春原富美香《すのはらふみか》さまのダンナさまのおじさまとおばさまでございますね。」
「はい、そうでございます。」

ニコニコ顔の安夫《やすお》は、男性職員の呼びかけに対して『どうも、富美香《ふみか》さんがご迷惑をおかけしてすみませんでした〜』と言うた。

文子《ふみこ》は、困った声で輝彦《てるひこ》に言うた。

「輝彦《てるひこ》!!」
「伯母さま〜」
「きょうはあんたのためにおじさまとおばさまは予定を変更したのよ!!」
「わかってるよう〜」
「輝彦《てるひこ》!!」

ニコニコ顔の安夫《やすお》は『まあまあ』と言うたあとやさしい声で言うた。

「輝彦《てるひこ》、おまえもつらかったね…3年前のあのことについては、輝彦《てるひこ》が言い過ぎた部分があったと言うてるのだよ…富美香《ふみか》さんと(むかしのボーイフレンド)くんとのあいだは普通のおともだちであったことと(ボーイフレンド)くんには妻と年長と1歳の娘さんがいることと会社から大事なお仕事を託されていることと上の娘さんが来年小学1年生になる…家庭内が忙しいので、友人の方とお会いする時間なんかないのだよ〜」

文子もやさしい声で言うた。

「(三永《みえ》さんのボーイフレンド)くんはたしか…同期で一番に係長〜課長に昇進したので、部長昇進も同期で一番に果たしたいので、すごく忙しいのよ〜」
「そうだよ…(三永《みえ》さんのボーイフレンド)くんと富美香《ふみか》さんはただのおともだちだよ…それでいいだろ〜」
「もうすぐ会えるからそれまで待ちましょうね。」
「うん、分かった。」

…………………………

さて、その頃であった。

またところ変わって、署内にあるトイレにて…

洋式の個室トイレにいる三永《みえ》さんは、スニーカーの中に隠していた刃渡りの鋭いナイフを取り出したあとふところへ忍ばせた。

この時であった。

外で待機している宿直の警官がやさしく声をかけた。

「春原《すのはら》さーん…ご家族の方がお迎えに来ましたよ〜」

思い切りブチ切れた三永《みえ》さんは、黒のトレンチコートで全身を隠した状態でトイレから出てきた。

両手には、黒い手袋がはめられていた。

そして…

「んぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ…」

三永《みえ》さんは、宿直の警官の口を左手でふさいだ。

そして…

………………………………

三永《みえ》さんは、宿直の警官の背中をナイフで刺した。

三永《みえ》さんにナイフで刺された警官は、即死した。

その後、警官の遺体をトイレに引きずり込んだ。

しばらくして、生活安全課《せいあん》の男性職員がやって来た。

「(警官)くん!!(警官)くん!!」

(ガーン!!ガーン!!ガーン!!)

「ああああああああああああああああああああ!!」

トイレに隠れていた三永《みえ》さんがふところに隠し持っていたハンマーで生活安全課《せいあん》の男性職員の頭を殴りつけた。

三永《みえ》さんにハンマーで頭を殴られた生活安全課《せいあん》の男性職員は、即死した。

…………………………

それからまた15分後であった。

三永《みえ》さんは、警察署の裏口から出た。

この時、口笛をふきながら自転車を押していた若い警官がやって来た。

「ぐわああああああああああああああああああああああああああああ!!」

思い切りブチ切れた三永《みえ》さんは、サバイバルで若い警官をズタズタに斬《き》りつけた。

三永《みえ》さんにサバイバルナイフで斬《き》られた若い警官は、即死した。

三永《みえ》さんは、若い警官が持っていた拳銃《じゅう》を強奪したあとその場から逃げ出した。

このあと、三永《みえ》さんはどこへ向かったのか…

……………………………
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