大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)

【残人の月】

(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー…キーッ!!…バタン!!)

時は、午前9時頃であった。

またところ変わって、延岡市中心部にある警察署にて…

警察署の玄関前にニッサンローレルの黒パトが急停車した。

黒パトが急停車したあと、後部座席のドアがひらいた。

後部座席に座っていたほたるさんは、外へ出たあと警察署へ走っていった。

「たいへんだ…急がなきゃ!!」

後部座席から私の怒鳴り声が響いた。

「ほたるさん!!ほたるさん!!」

このあと、ショルダーバックを持っている私が後部座席からゆっくりと降りた。

「ったくも!!ほたるさん!!」

ショルダーバックを持っている私は、ほたるさんを呼びながら警察署へ向かった。

…………………………

またところ変わって、警察署内にあるエントランスホールにて…

ほたるさんは、警察署の職員に対して泣きながら言うた。

「お願いです!!三永《みえ》ちゃんに会わせてください!!お願いです!!」

応対に出た警察署の職員の男性たちは、ほたるさんに対して『身元確認中です!!』『もうしばらくお待ちくださいませ!!』…と言い返した。

しかし、ほたるさんは『三永《みえ》ちゃんに会わせてください!!』と言うてコンガンした。

私がエントランスホールに入った時であった。

刑事課の年輩の男性刑事が私に対して声をかけた。

「コリントイワマツヨシタカグラマシーさまでございますね。」
「はい。」
「こちらへどうぞ。」

私は、年輩の男性刑事と一緒に取調室へ向かった。

またところ変わって、取調室にて…

私は、年輩の男性刑事と一緒に取調室の外にやって来た。

年輩の男性刑事は、外に設置されている窓のカーテンをあけたあと私に声をかけた。

「容疑者の男です。」
「あっ、はい。」

私は、窓の外から取調室の中の様子を見つめた。

……………………………

それからまた120分後のことであった。

またところ変わって、会議室にて…

会議室にほたるさんがいた。

ほたるさんと一緒にいた男性職員たち数人は、外に出たので中にいなかった。

(ガチャ…)

この時、会議室のドアがひらいた。

同時に、ショルダーバックを持っている私が中に入った。

ほたるさんは、私に対して声をかけた。

「よーくん。」
「ほたるさん。」
「取調室に行ったのね。」
「ああ。」
「三永《みえ》ちゃんの息子さんは!?」
「三永《みえ》さんの息子さんは、大量殺りく罪で再逮捕されたよ!!」
「大量殺りく罪!?」
「そうだよ!!」

思い切りブチ切れた私は『ったくも…ふざけるなと言いたいよ!!』と怒鳴ったあとイスに腰かけた。

ほたるさんは、私に対して声をかけた。

「よーくん…よーくん。」
「なんや!!」
「三永《みえ》ちゃんの息子さんが大量殺りく罪で再逮捕されたって…ほんとうなの?」
「ほんとうだよ!!」
「そんな…」

私は、ほたるさんに対して取調室であった出来事を話した。

……………………………
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