大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
第94話・いい日旅立ち
【旅愁人(たびびと)】
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)
物語は、これより最終章《ラスト》に入る。
時は、11月10日の朝6時10分頃であった。
この時間、私は国鉄福知山線《ふくちやません》の各駅停車《どんこう》に乗っていた。
私は、宮崎ブーゲンビリア空港でほたるさんと別れたあと再び一人旅に出た。
11月4日から9日にかけてあちらこちらを回って大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんを探していた。
しかし、大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんは見つからなかった。
大急ぎで大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんを見つけないと…
もう…
時間がない…
……………………………
時は、朝7時20分頃であった。
またところ変わって、伊根町浜にある特大和風建築の二階建ての家にて…
この家には、6人家族が暮らしていた。
家族は、私のママと私の異父兄弟《きょうだい》の佐久本久通《さくもとひさみち》(42歳)と一久《かずひさ》(40歳)とママの再婚相手(故人)の連れ子で亡くなった三永《みえ》さんの幼なじみの佐久本重俊《さくもとしげとし》(役場職員)と妻・しほこ(33歳)としほこの連れ子・浩俊《ひろとし》(年中)…の6人であった。
広間のテーブルの上にしほこが作った朝ごはんが並んでいた。
広間のテーブルに家族5人が集まっていた。
浩俊《ひろとし》は、まだ部屋で寝ていたのでここにはいなかった。
この時であった。
ママは、あつかましい表情で久通《ひさみち》と一久《かずひさ》に言うた。
「久通《ひさみち》!!一久《かずひさ》!!」
久通《ひさみち》は、ものすごくいらついた声で言うた。
「今ごはんを食べているのだからあとにしてくれよ!!」
ママは、ものすごくいらついた声で言うた。
「おかーさんはものすごく困っているのよ!!」
一久《かずひさ》は、ものすごく怒った声で『うるせー!!』と言うた。
ママは、ものすごくいらついた声で言うた。
「久通《ひさみち》と一久《かずひさ》は、ゆうべまた義姉《ねえ》さんに対して言葉の暴力をふるったみたいね!!」
久通《ひさみち》と一久《かずひさ》は、ものすごく怒った声で言うた。
「かあさんこそなんや!!」
「そうだよ!!毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩うざいのだよ!!」
「ふたりとも!!」
「ふざけるな!!兄さんとオレは、毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩…義姉《ねえ》さんの絵本の読み聞かせの時間がいらつくのだよ!!」
「そうだよ!!なんのために絵本の読み聞かせを受けているのだよ!!」
「おかーさんは、久通《ひさみち》と一久《かずひさ》の心が豊かになるようにと思って義姉《ねえ》さんに絵本の読み聞かせに二人を加えてほしいと頼んだのよ!!」
「ふざけるな!!」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた一久《かずひさ》は、席から立ち上がったあと右足で食卓をけとばした。
このあと、久通《ひさみち》と一久《かずひさ》はリュックサックを手に取ったあと食卓から出て行った。
しほこは、ものすごく困った声で二人を呼んだ。
「久通《ひさみち》さん!!一久《かずひさ》さん!!ごはんがたくさんのこっているわよ!!」
「遅れるから行く!!」
「ふざけるな!!」
(パシーン!!)
久通《ひさみち》と一久《かずひさ》は、広間から出たあとふすまを激しくしめた。
その後、家から出て行った。
(バサッ…ビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
思い切りブチ切れた重俊《しげとし》は、読みかけの京都新聞を真っ二つに破いたあとジャケットと手提げカバンを持って席から立ち上がった。
しほこは、ものすごく困った声で重俊《しげとし》に言うた。
「あなた!!ごはんがのこっているわよ!!」
重俊《しげとし》は、ものすごくいらついた声で言うた。
「遅れるから行く!!」
「あなた!!」
「なんや!!」
「あなたもなんとか言うてよ!!」
「うるせー!!そう言うオドレはなにを考えているのだ!!毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩…久通《ひさみち》と一久《かずひさ》の大きい男ふたりに絵本の読み聞かせをしていることが気に入らないのだよ!!」
「アタシは、久通《ひさみち》さんと一久《かずひさ》さんの心を豊かにしてほしいと頼まれたのよ!!」
「だまれ!!」
(パチーン!!)
思い切りブチ切れた重俊《しげとし》は、平手打ちでしほこの顔をたたいたあとものすごく怒った声で言うた。
「ふざけるな!!お前のせいで久通《ひさみち》と一久《かずひさ》は心が豊かになるどころか、心のすさみが進行しているのだぞ!!」
「アタシは、久通《ひさみち》さんと一久《かずひさ》さんにすてきな花嫁さんを見つけてほしい…いたい!!」
(パチーン!!パチーン!!パチーン!!)
思い切りブチ切れた重俊《しげとし》は、しほこの顔を平手打ちで3度たたいた。
しほこは、ものすごく怒った声で言うた。
「なんでアタシをたたくのよ!!」
「やかましいだまれ!!なにがすてきな花嫁さんが来るようにだと!!」
「重俊《しげとし》!!やめなさい!!」
(ガラガラガラガラガシャーン!!)
思い切りブチ切れた重俊《しげとし》は、テーブルをひっくり返した。
「オラ!!」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた重俊《しげとし》は、ママの頭を手提げカバンで殴りつけたあと怒った声で言うた。
「あんたのやっていることはめちゃくちゃだ!!なにが『心を豊かにするため』だ!!…心が豊かじゃない人間はなんだと言いたいのだ!!」
「重俊《しげとし》やめて!!」
「ふざけるな!!」
このあと、重俊《しげとし》はしほこに対して怒った声で言うた。
「オレ、きょうも帰りにジャンソウ(マージャン)へ行く…。」
「あなた〜」
「だまれ!!男の仕事にケチつけるな!!…それと、絵本の読み聞かせはやめろ!!」
「あなた!!」
「だまれ!!オレはこの家の家長《ぬし》だ!!家長《ぬし》の言うことに従え!!」
重俊《しげとし》は、ジャケットと手提げカバンを持って家から出て行った。
重俊《しげとし》から暴力を受けたママとしほこは、無気力状態におちいった。
この時、玄関の外に幼稚園の迎えのバスが停まっていた。
幼稚園の先生の呼び声が玄関から聞こえていた。
……………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、国鉄福知山駅のコンコースにて…
ショルダーバックを持って列車から降りた私は、改札口から出たあと駅の南口へ向かって歩いていた。
この時であった。
熊代《くましろ》さんが私を呼び止めた。
「コリントさま。」
「ああ、熊代《くましろ》さん。」
「ちょうどよかった。」
「熊代《くましろ》さん、私はこれから宮津へ向かう予定なのです。」
「宮津?」
「私の実母《はは》の居場所が分かったので、大急ぎで宮津へ行くのです。」
熊代《くましろ》さんは、私に対してこう言うた。
「あの、そのことについて私から話したいことがあるのです。」
「熊代《くましろ》さん、それはどう言うことでしょうか?」
「とにかく場所を変えて話しをしましょう。」
「かしこまりました…それでは、駅の南口にある喫茶店《サテン》へ行きましょうか?」
「あっ、それでは参りましょう。」
このあと、熊代《くましろ》さんと私は駅の南口にある喫茶店《サテン》へ向かった。
………………………
物語は、これより最終章《ラスト》に入る。
時は、11月10日の朝6時10分頃であった。
この時間、私は国鉄福知山線《ふくちやません》の各駅停車《どんこう》に乗っていた。
私は、宮崎ブーゲンビリア空港でほたるさんと別れたあと再び一人旅に出た。
11月4日から9日にかけてあちらこちらを回って大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんを探していた。
しかし、大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんは見つからなかった。
大急ぎで大番頭《おおばんと》はんたちとマァマとドナ姐《ねえ》はんを見つけないと…
もう…
時間がない…
……………………………
時は、朝7時20分頃であった。
またところ変わって、伊根町浜にある特大和風建築の二階建ての家にて…
この家には、6人家族が暮らしていた。
家族は、私のママと私の異父兄弟《きょうだい》の佐久本久通《さくもとひさみち》(42歳)と一久《かずひさ》(40歳)とママの再婚相手(故人)の連れ子で亡くなった三永《みえ》さんの幼なじみの佐久本重俊《さくもとしげとし》(役場職員)と妻・しほこ(33歳)としほこの連れ子・浩俊《ひろとし》(年中)…の6人であった。
広間のテーブルの上にしほこが作った朝ごはんが並んでいた。
広間のテーブルに家族5人が集まっていた。
浩俊《ひろとし》は、まだ部屋で寝ていたのでここにはいなかった。
この時であった。
ママは、あつかましい表情で久通《ひさみち》と一久《かずひさ》に言うた。
「久通《ひさみち》!!一久《かずひさ》!!」
久通《ひさみち》は、ものすごくいらついた声で言うた。
「今ごはんを食べているのだからあとにしてくれよ!!」
ママは、ものすごくいらついた声で言うた。
「おかーさんはものすごく困っているのよ!!」
一久《かずひさ》は、ものすごく怒った声で『うるせー!!』と言うた。
ママは、ものすごくいらついた声で言うた。
「久通《ひさみち》と一久《かずひさ》は、ゆうべまた義姉《ねえ》さんに対して言葉の暴力をふるったみたいね!!」
久通《ひさみち》と一久《かずひさ》は、ものすごく怒った声で言うた。
「かあさんこそなんや!!」
「そうだよ!!毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩うざいのだよ!!」
「ふたりとも!!」
「ふざけるな!!兄さんとオレは、毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩…義姉《ねえ》さんの絵本の読み聞かせの時間がいらつくのだよ!!」
「そうだよ!!なんのために絵本の読み聞かせを受けているのだよ!!」
「おかーさんは、久通《ひさみち》と一久《かずひさ》の心が豊かになるようにと思って義姉《ねえ》さんに絵本の読み聞かせに二人を加えてほしいと頼んだのよ!!」
「ふざけるな!!」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた一久《かずひさ》は、席から立ち上がったあと右足で食卓をけとばした。
このあと、久通《ひさみち》と一久《かずひさ》はリュックサックを手に取ったあと食卓から出て行った。
しほこは、ものすごく困った声で二人を呼んだ。
「久通《ひさみち》さん!!一久《かずひさ》さん!!ごはんがたくさんのこっているわよ!!」
「遅れるから行く!!」
「ふざけるな!!」
(パシーン!!)
久通《ひさみち》と一久《かずひさ》は、広間から出たあとふすまを激しくしめた。
その後、家から出て行った。
(バサッ…ビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
思い切りブチ切れた重俊《しげとし》は、読みかけの京都新聞を真っ二つに破いたあとジャケットと手提げカバンを持って席から立ち上がった。
しほこは、ものすごく困った声で重俊《しげとし》に言うた。
「あなた!!ごはんがのこっているわよ!!」
重俊《しげとし》は、ものすごくいらついた声で言うた。
「遅れるから行く!!」
「あなた!!」
「なんや!!」
「あなたもなんとか言うてよ!!」
「うるせー!!そう言うオドレはなにを考えているのだ!!毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩…久通《ひさみち》と一久《かずひさ》の大きい男ふたりに絵本の読み聞かせをしていることが気に入らないのだよ!!」
「アタシは、久通《ひさみち》さんと一久《かずひさ》さんの心を豊かにしてほしいと頼まれたのよ!!」
「だまれ!!」
(パチーン!!)
思い切りブチ切れた重俊《しげとし》は、平手打ちでしほこの顔をたたいたあとものすごく怒った声で言うた。
「ふざけるな!!お前のせいで久通《ひさみち》と一久《かずひさ》は心が豊かになるどころか、心のすさみが進行しているのだぞ!!」
「アタシは、久通《ひさみち》さんと一久《かずひさ》さんにすてきな花嫁さんを見つけてほしい…いたい!!」
(パチーン!!パチーン!!パチーン!!)
思い切りブチ切れた重俊《しげとし》は、しほこの顔を平手打ちで3度たたいた。
しほこは、ものすごく怒った声で言うた。
「なんでアタシをたたくのよ!!」
「やかましいだまれ!!なにがすてきな花嫁さんが来るようにだと!!」
「重俊《しげとし》!!やめなさい!!」
(ガラガラガラガラガシャーン!!)
思い切りブチ切れた重俊《しげとし》は、テーブルをひっくり返した。
「オラ!!」
(ガーン!!)
思い切りブチ切れた重俊《しげとし》は、ママの頭を手提げカバンで殴りつけたあと怒った声で言うた。
「あんたのやっていることはめちゃくちゃだ!!なにが『心を豊かにするため』だ!!…心が豊かじゃない人間はなんだと言いたいのだ!!」
「重俊《しげとし》やめて!!」
「ふざけるな!!」
このあと、重俊《しげとし》はしほこに対して怒った声で言うた。
「オレ、きょうも帰りにジャンソウ(マージャン)へ行く…。」
「あなた〜」
「だまれ!!男の仕事にケチつけるな!!…それと、絵本の読み聞かせはやめろ!!」
「あなた!!」
「だまれ!!オレはこの家の家長《ぬし》だ!!家長《ぬし》の言うことに従え!!」
重俊《しげとし》は、ジャケットと手提げカバンを持って家から出て行った。
重俊《しげとし》から暴力を受けたママとしほこは、無気力状態におちいった。
この時、玄関の外に幼稚園の迎えのバスが停まっていた。
幼稚園の先生の呼び声が玄関から聞こえていた。
……………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、国鉄福知山駅のコンコースにて…
ショルダーバックを持って列車から降りた私は、改札口から出たあと駅の南口へ向かって歩いていた。
この時であった。
熊代《くましろ》さんが私を呼び止めた。
「コリントさま。」
「ああ、熊代《くましろ》さん。」
「ちょうどよかった。」
「熊代《くましろ》さん、私はこれから宮津へ向かう予定なのです。」
「宮津?」
「私の実母《はは》の居場所が分かったので、大急ぎで宮津へ行くのです。」
熊代《くましろ》さんは、私に対してこう言うた。
「あの、そのことについて私から話したいことがあるのです。」
「熊代《くましろ》さん、それはどう言うことでしょうか?」
「とにかく場所を変えて話しをしましょう。」
「かしこまりました…それでは、駅の南口にある喫茶店《サテン》へ行きましょうか?」
「あっ、それでは参りましょう。」
このあと、熊代《くましろ》さんと私は駅の南口にある喫茶店《サテン》へ向かった。
………………………