大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【いい日旅立ち】
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
日付が変わって、11月11日の深夜3時20分頃であった。
この時間、私はヒッチハイクした長距離トラックに乗っていた。
助手席に座っている私は、万年筆を使ってスーパーマップルの中国地方の道路地図に書き込みをしていた。
カーラジオのスピーカーから山陰放送ラジオで放送されている『いすゞ歌うヘッドライト』が流れていた。
この時、留守電リクエストを利用したリスナーさんからのリクエストで谷村新司さんの作詞作曲の歌で『いい日旅立ち』のセルフカバーがかかった。
(ポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタ…)
私の両目からたくさんの涙があふれ出た。
涙のしずくが道路地図の上にたくさんしたたり落ちた。
万年筆で書き込んだ部分がしたたり落ちた涙によって汚れた。
……………………………
またところ変わって、星空の世界にて…
小さな星くずがたくさん流れている川のほとりに深眠の私(108歳)と桜子たち(80億39人)がいた。
桜子たちは、深眠の私の身体にキスをかわした。
しかし、私はまだ眠っていた。
みどりを乳房《むね》に抱いているアンナは、小さな星くずがたくさん流れている川に入っていた。
アンナは、声をあげて泣いていた。
「ワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーン…」
アンナの両目からあふれ出たたくさんの涙が、川にしたたり落ちた。
アンナがこぼしたたくさんの涙で小さな星くずたちが増えていた。
小さな星くずたちは、下流へ向かって一気に流れて行った。
………………………
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
再びトラックの中にて…
助手席に座っている私の両目からたくさんの涙があふれていた。
道路地図がしたたり落ちた涙でビチョビチョに濡れていた。
カーラジオのスピーカーから堀内孝雄さんの歌で『紫陽花《あじさい》』が流れていた。
このあと、ラジオのスピーカーから悲しい歌・ふられ歌ばかりが流れ続けた。
私の両目からあふれ出ている涙は、番組が終わるまであふれ続けた。
日付が変わって、11月11日の深夜3時20分頃であった。
この時間、私はヒッチハイクした長距離トラックに乗っていた。
助手席に座っている私は、万年筆を使ってスーパーマップルの中国地方の道路地図に書き込みをしていた。
カーラジオのスピーカーから山陰放送ラジオで放送されている『いすゞ歌うヘッドライト』が流れていた。
この時、留守電リクエストを利用したリスナーさんからのリクエストで谷村新司さんの作詞作曲の歌で『いい日旅立ち』のセルフカバーがかかった。
(ポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタポタ…)
私の両目からたくさんの涙があふれ出た。
涙のしずくが道路地図の上にたくさんしたたり落ちた。
万年筆で書き込んだ部分がしたたり落ちた涙によって汚れた。
……………………………
またところ変わって、星空の世界にて…
小さな星くずがたくさん流れている川のほとりに深眠の私(108歳)と桜子たち(80億39人)がいた。
桜子たちは、深眠の私の身体にキスをかわした。
しかし、私はまだ眠っていた。
みどりを乳房《むね》に抱いているアンナは、小さな星くずがたくさん流れている川に入っていた。
アンナは、声をあげて泣いていた。
「ワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーンワーン…」
アンナの両目からあふれ出たたくさんの涙が、川にしたたり落ちた。
アンナがこぼしたたくさんの涙で小さな星くずたちが増えていた。
小さな星くずたちは、下流へ向かって一気に流れて行った。
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(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
再びトラックの中にて…
助手席に座っている私の両目からたくさんの涙があふれていた。
道路地図がしたたり落ちた涙でビチョビチョに濡れていた。
カーラジオのスピーカーから堀内孝雄さんの歌で『紫陽花《あじさい》』が流れていた。
このあと、ラジオのスピーカーから悲しい歌・ふられ歌ばかりが流れ続けた。
私の両目からあふれ出ている涙は、番組が終わるまであふれ続けた。