大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【ガラクタのどまんなかで】
(ブロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ…)
それからまた2時間後であった。
またところ変わって、えびの市小田の国道221号線にて…
車道にたくさんの自動車が走っていた。
私は、八代方面へ向かう長距離トラックをヒッチハイクしていた。
しかし、この日は1台も止まらなかった。
夕方5時頃に空が暗くなったので、ヒッチハイクを終了した。
時は、夕方6時半頃であった。
またところ変わって、国鉄えびの駅にて…
ショルダーバックを持って駅にやって来た私は、みどりの窓口へ歩いて向かった。
この時であった。
私は、みどりの窓口の入り口付近で熊代さんの奥さまと出会った。
奥さまは、私に対して声をかけた。
「コリントさま、コリントさま。」
「ああ、奥さま。」
「お会いできてよかったわ。」
「奥さま、ちょうどよかった…私、宇城田《おかみ》さんからことづけを預かっていたのです。」
「ありがとうございます。」
私は、奥さまに対して宇城田《おかみ》さんからのことづけが書かれているメモ用紙を渡した。
奥さまは『ありがとうございました〜』と言うたあとメモ書きを見た。
その後、奥さまは私に対して声をかけた。
「コリントさま、きょうはおそいので駅の近くにあります旅館へ行きましょう。」
「かしこまりました。」
……………………………
時は、夜8時50分頃であった。
またところ変わって、駅前にある旅館にて…
8畳の和室に奥さまと私が向かいあった状態で座っていた。
私が座っている席のテーブルにゼブラシャーボーのシャープペンシルとメモパッドが置かれていた。
私は、ゆうべ宇城田《おかみ》さんから聞いた話しを奥さまに話した。
「満州で暮らしていた実母《はは》とセヴァスチャンじいさんと若い男のことについて…宇城田《おかみ》さんが私に全部話しました。」
「おかみさんから話を聞いたのね。」
「はい。」
私は、メモパッドをひらいたあと宇城田《おかみ》さんから聞いた話しを見た。
その後、私は奥さまに声をかけた。
「おかみさんの実家のご家族のみなさまが満州へ移住なされた翌年の話でございますが、若い男が実母《はは》を連れてセヴァスチャンじいさんのもとへやって来ました…その時の様子は、おかみさんが全部話してくれました…若い男は、セヴァスチャンじいさんの隠し子でした…本題に入りますが…セヴァスチャンじいさんの隠し子の男は、実母《はは》を連れて日本から逃げてきました…当時、私の実母《はは》は日本国内で暮らしている親御《おや》の命令で違う家のご子息と結婚する予定でありました…隠し子の男は、挙式披露宴を壊したあと花嫁さんであった実母《はは》を奪って逃げました…日本であった出来事については話しませんでした。」
私は『え~と…』と言いながらメモパッドのページをめくったあと奥さまに声をかけた。
「本題に入ります…セヴァスチャンじいさんの隠し子の男は、セヴァスチャンじいさんに対して実母《はは》と結婚すると言いました…その時ですが…実母《はは》とセヴァスチャンじいさんと問題を起こした隠し子の男の3人に加えて、仲介者の男性の方…あわせて4人の方がいました。」
奥さまは、私に対して声をかけた。
「その…仲介にはいられた男性の方は、どんな人でしたか?」
私は、『え~とですね〜』と言いながらメモパッドを1ページめくったあとメモ書きを見た。
私は、メモ書きを見たあと奥さまに声をかけた。
「仲介にはいられた男性の方は…え~と…岡山県から現地(マンシュウリ)に来られた30代の男性でございます…近い将来、現地で始める開拓の先遣隊で来られていました…その男性の方は、実母《はは》と結婚する予定だった家のご子息さまの親友の方でありました…仲介にはいられた男性の方は、セヴァスチャンじいさんの隠し子の男に対して『我に帰るように…』と言うて命令したそうです。」
「それが原因でもめごとが生じたのですね。」
「はい。」
私は、奥さまに対して宇城田《おかみ》さんから聞いたことの次第を話した。
……………………………
時は、1927年のある日のことであった。
またところ変わって、マンシュウリにあるセヴァスチャンじいさんが暮らしている家にて…
家の中にセヴァスチャンじいさんと実母《ママ》とセヴァスチャンじいさんの隠し子の男と仲介者の男性の4人がいた。
仲介者の男性は、セヴァスチャンじいさんの隠し子に対して怒った声で『われに帰れ!!』と言うた。
セヴァスチャンじいさんの隠し子の男は、ものすごく怒った声で仲介者の男性にすごんでいった。
「オラクソバカ!!よくも命令口調で言ったな!!」
仲介者の男性は、セヴァスチャンじいさんの隠し子の男に対して怒った声で言うた。
「私は、軌道修正してほしいと言う気持ちを込めて言うただけだ!!君はまだ未熟者だと言うことが分からないのか!!」
「オドレやっつけてやる!!」
「やめろ!!何するのだ!!」
セヴァスチャンじいさんの隠し子の男は、仲介者の男性に対して殴るけるの暴行を加えた。
……………………………
私は、熊代さんの奥さまにことの次第を話した。
「セヴァスチャンじいさんの隠し子の男は、仲介者の男性に対して殴るけるの暴行を加えた…セヴァスチャンじいさんは、実の息子がこわいので震えていた。」
………………………………
またところ変わって、旅館の部屋にて…
ことの次第を聞いた奥さまは、こう言うた。
「それで結局、セヴァスチャンと言うじいさんは実の息子の要求を受け入れた…のね。」
「そうです…仲介者の男性の方も…命を落とすことがこわいので…ふたりの仲を認めました。」
「おかみさんから聞いた話はそこまでですか?」
「はい。」
奥さまは『分かりました。』と言うたあと大きく息をした。
話は、そこで終わった。
………………………………
それからまた2時間後であった。
またところ変わって、えびの市小田の国道221号線にて…
車道にたくさんの自動車が走っていた。
私は、八代方面へ向かう長距離トラックをヒッチハイクしていた。
しかし、この日は1台も止まらなかった。
夕方5時頃に空が暗くなったので、ヒッチハイクを終了した。
時は、夕方6時半頃であった。
またところ変わって、国鉄えびの駅にて…
ショルダーバックを持って駅にやって来た私は、みどりの窓口へ歩いて向かった。
この時であった。
私は、みどりの窓口の入り口付近で熊代さんの奥さまと出会った。
奥さまは、私に対して声をかけた。
「コリントさま、コリントさま。」
「ああ、奥さま。」
「お会いできてよかったわ。」
「奥さま、ちょうどよかった…私、宇城田《おかみ》さんからことづけを預かっていたのです。」
「ありがとうございます。」
私は、奥さまに対して宇城田《おかみ》さんからのことづけが書かれているメモ用紙を渡した。
奥さまは『ありがとうございました〜』と言うたあとメモ書きを見た。
その後、奥さまは私に対して声をかけた。
「コリントさま、きょうはおそいので駅の近くにあります旅館へ行きましょう。」
「かしこまりました。」
……………………………
時は、夜8時50分頃であった。
またところ変わって、駅前にある旅館にて…
8畳の和室に奥さまと私が向かいあった状態で座っていた。
私が座っている席のテーブルにゼブラシャーボーのシャープペンシルとメモパッドが置かれていた。
私は、ゆうべ宇城田《おかみ》さんから聞いた話しを奥さまに話した。
「満州で暮らしていた実母《はは》とセヴァスチャンじいさんと若い男のことについて…宇城田《おかみ》さんが私に全部話しました。」
「おかみさんから話を聞いたのね。」
「はい。」
私は、メモパッドをひらいたあと宇城田《おかみ》さんから聞いた話しを見た。
その後、私は奥さまに声をかけた。
「おかみさんの実家のご家族のみなさまが満州へ移住なされた翌年の話でございますが、若い男が実母《はは》を連れてセヴァスチャンじいさんのもとへやって来ました…その時の様子は、おかみさんが全部話してくれました…若い男は、セヴァスチャンじいさんの隠し子でした…本題に入りますが…セヴァスチャンじいさんの隠し子の男は、実母《はは》を連れて日本から逃げてきました…当時、私の実母《はは》は日本国内で暮らしている親御《おや》の命令で違う家のご子息と結婚する予定でありました…隠し子の男は、挙式披露宴を壊したあと花嫁さんであった実母《はは》を奪って逃げました…日本であった出来事については話しませんでした。」
私は『え~と…』と言いながらメモパッドのページをめくったあと奥さまに声をかけた。
「本題に入ります…セヴァスチャンじいさんの隠し子の男は、セヴァスチャンじいさんに対して実母《はは》と結婚すると言いました…その時ですが…実母《はは》とセヴァスチャンじいさんと問題を起こした隠し子の男の3人に加えて、仲介者の男性の方…あわせて4人の方がいました。」
奥さまは、私に対して声をかけた。
「その…仲介にはいられた男性の方は、どんな人でしたか?」
私は、『え~とですね〜』と言いながらメモパッドを1ページめくったあとメモ書きを見た。
私は、メモ書きを見たあと奥さまに声をかけた。
「仲介にはいられた男性の方は…え~と…岡山県から現地(マンシュウリ)に来られた30代の男性でございます…近い将来、現地で始める開拓の先遣隊で来られていました…その男性の方は、実母《はは》と結婚する予定だった家のご子息さまの親友の方でありました…仲介にはいられた男性の方は、セヴァスチャンじいさんの隠し子の男に対して『我に帰るように…』と言うて命令したそうです。」
「それが原因でもめごとが生じたのですね。」
「はい。」
私は、奥さまに対して宇城田《おかみ》さんから聞いたことの次第を話した。
……………………………
時は、1927年のある日のことであった。
またところ変わって、マンシュウリにあるセヴァスチャンじいさんが暮らしている家にて…
家の中にセヴァスチャンじいさんと実母《ママ》とセヴァスチャンじいさんの隠し子の男と仲介者の男性の4人がいた。
仲介者の男性は、セヴァスチャンじいさんの隠し子に対して怒った声で『われに帰れ!!』と言うた。
セヴァスチャンじいさんの隠し子の男は、ものすごく怒った声で仲介者の男性にすごんでいった。
「オラクソバカ!!よくも命令口調で言ったな!!」
仲介者の男性は、セヴァスチャンじいさんの隠し子の男に対して怒った声で言うた。
「私は、軌道修正してほしいと言う気持ちを込めて言うただけだ!!君はまだ未熟者だと言うことが分からないのか!!」
「オドレやっつけてやる!!」
「やめろ!!何するのだ!!」
セヴァスチャンじいさんの隠し子の男は、仲介者の男性に対して殴るけるの暴行を加えた。
……………………………
私は、熊代さんの奥さまにことの次第を話した。
「セヴァスチャンじいさんの隠し子の男は、仲介者の男性に対して殴るけるの暴行を加えた…セヴァスチャンじいさんは、実の息子がこわいので震えていた。」
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またところ変わって、旅館の部屋にて…
ことの次第を聞いた奥さまは、こう言うた。
「それで結局、セヴァスチャンと言うじいさんは実の息子の要求を受け入れた…のね。」
「そうです…仲介者の男性の方も…命を落とすことがこわいので…ふたりの仲を認めました。」
「おかみさんから聞いた話はそこまでですか?」
「はい。」
奥さまは『分かりました。』と言うたあと大きく息をした。
話は、そこで終わった。
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