大河ドラマ・乳房星(たらちねぼし)
【哀しみ冬紀行】
時は、12月2日の夕方4時過ぎであった。
またところ変わって、垂水港(大隅半島側)のフェリー乗り場にて…
私は、宅配の仕事を終えたあと鹿児島市中心部から戻って来た赤帽(軽四宅配業)の女性運転手さんに声をかけたあと話しをしていた。
女性運転手さんは、熊代さんの家の近所で暮らしていたので熊代さん夫婦のことをよく知っていた。
私は、女性運転手さんに対して熊代さんの奥さまが新規開業のレディースローンに借金を申し込んでいた件についてたずねた。
女性運転手さんは、私に対して熊代さんの奥さまが借金をしていたことは前々から知っていたと話した。
私は、おどろいた声で言うた。
「なんだって…熊代さんの奥さまが抱えている借金の問題は、レディースローン以外にもあった!?」
「はい。」
「それはいつ頃からですか!?」
「今年(1983年)の6月末からです。」
「熊代さんの奥さまは、今年の6月末頃から借金をするようになったのですね。」
「そうです。」
「熊代さんの奥さまが借金をするようになったきっかけはなんですか!?」
女性運転手さんは、ソワソワとした様子で私に言うた。
「すみません…あと2時間後に主人が帰って来るのです…保育園に預けている長女を迎えに行かないといけないのです。」
「分かりました…お忙しい時にお止めしてもうしわけございませんでした。」
……………………………
時は、夜8時過ぎであった。
またところ変わって、垂水中央運動公園《ちゅうおううんどうこうえん》の中にある東屋にて…
東屋のテーブルの上に、1981〜1983年の3年手帳がひらいた状態で置かれていた。
私は、万年筆を使ってメモパッドに書かれている内容を手帳に転記する作業をしていた。
……………………………
時は夜9時半頃であった。
またところ変わって、公園内に設置されている電話ボックスにて…
私は、四角のだいだい色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、夜分遅くにお電話をおかけしてもうしわけございません…鹿屋市共栄町にお住まいの○□△さまのおたくでございますか?…お世話になります…コリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…私は…興信所の人から熊代紀子さんが抱えている借金の問題について調査をしているのです…熊代紀子さんが借金を抱えていることはご存知ですね…ご存知でしたか…熊代さんの奥さまが新規開業した例のレディースローンを利用していたことについてもご存知ですね…はい…はい…しばらくお待ちください。」
私は、メモパッドのページを2枚戻したあと受話器越しにいる女性に対して声をかけた。
「お待たせしました…熊代紀子さんが抱えている借金の件についてですが…きょうの夕方頃に別の方にお会いしました…熊代さん夫婦の家の近くに住んでいる方です…その方から聞いた話ですが…熊代紀子さんが今年(1983年)の6月末頃に別の形で借金していたことが分かりました…くわしいことについては聞けませんでした…あの、○□△さまはその時期に熊代紀子さんが借金していたことをご存知でしょうか?…知らなかった…そうですか、分かりました…はい、はい、はい…」
それからまた100分後であった。
またところ変わって、垂水市旭町《しないあさひまち》の公園の中に設置されている電話ボックスにて…
私は、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、夜ふけにお電話をおかけしてもうしわけございません…鹿屋市共栄町にお住まいの△中さまのおたくでございますか?…お世話になりますコリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…私は、興信所の人に頼まれて熊代紀子さんが抱えている借金の問題について調査をしているのです…熊代紀子さんが例のレディースローンを利用したことに加えて今年の6月末頃になんらかの形で借金を申し込んでいたと言う話を聞きました…私にそのことを話したのは、熊代さんの家の近所で暮らしている方でございます…他の方にも電話で問い合わせをしましたが…大部分の方は『知らなかった』と言うてました…はい…そうです…やっぱりそうでしたか…」
……………………………
時は、深夜11時40分頃であった。
またところ変わって、公園内にある東屋にて…
テーブルの上に、スーパーマップルの九州地方の道路地図がひらいた状態で置かれていた。
私は、万年筆を使って鹿屋市の道路地図に書き込みをしていた。
…………………………
日付が変わって、12月3日の深夜0時半頃であった。
私は、公園内に設置されている電話ボックスに再び入った。
私は、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、夜ふけにお電話をおかけしてもうしわけございません…垂水市旭町《しないあさひまち》にお住まいの△干さまのおたくでございますか?…お世話になります…コリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…私は、興信所の人に頼まれて熊代紀子さんが抱えている借金の件について調査をしているのです…熊代紀子さんが例のレディースローンの他にも複数件の借金を抱えているのです…それでですね…もしもし…どうかなさいたしたか?…ちょっとお待ちくださいませ!!」
(チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン…)
私は、コイン投入口に10円玉を大量に入れた。
つづいて、メモパッドの余白のページをひらいた。
メモを取る準備ができたあと受話器越しにいる女性に対して声をかけた。
「お待たせしました…もしもし△干さま…はい…はい…はい…」
私は、メモ書きをしながら電話の応対をした。
……………………………
それからまた10分後であった。
アクリル板にスーパーマップルの九州地方の道路地図がつけられていた。
私は、万年筆を使って地図上に書き込みをしていた。
………………………
それからまた10分後であった。
私は、受話器を取って電話をかけようとしていた。
この時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
四角の水色のコイン投入式のプッシュホンからけたたましいベルが鳴り響いた。
私は、周りの様子を見たあと受話器を取った。
「はいコリントイワマツヨシタカグラマシー!!」
受話器のスピーカーから女性の声が聞こえた。
「コリントイワマツヨシタカグラマシーさまですね…鹿屋市共栄町の□江ともうします。」
「ああ、□江さまですね。」
「はい。」
「どうかなさいましたか?」
「熊代紀子が抱えていた借金のことを話します。」
「ちょっとお待ちくださいませ!!」
私は、電話機の上に置いていたメモパッドを取ったあと余白のページをひらいた。
メモを取る準備ができたあと、私は受話器越しにいる女性に対して声をかけた。
「お待たせしました…どうぞ話してください…えっ?…熊代紀子さんが複数の人から金を借りていた!?…□江さま、その話をどなたから聞いたのですか!?…△干の奥さま…△干の奥さまは、なんとおっしゃられたのですか!?…少なくとも…7〜8人の人から…金を借りていた!?…もしもし□江さま…はい…はい…分かりました…念のために△干さまのおたくへお電話をおかけして確認を取りますがよろしいでしょうか?…分かりました…はい…はい…ああ、ありがとうございました…おやすみなさい。」
(ガチャ…)
私は、フックに受話器をかけたあと10円玉を取り出そうとした。
この時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
四角の水色のコイン投入式のプッシュホンからけたたましいベルが鳴り響いた。
私は、周りの様子を確認したあと受話器を取った。
「はいコリントイワマツヨシタカグラマシー!!…ああ、△干さまでございますね…ちょうどよかった…私、これからおたくへ電話をおかけするところでした。」
このあと、私は衝撃的な話を聞いた。
………………………………
その時であった。
都井岬の別荘から逃げて来たしほこが公園にやって来た。
しほこが着ている三分袖のババシャツとジーンズが激しく汚れていた。
髪の毛は、グチャグチャになっていた。
しほこは、公園内に設置されている電話ボックスにやって来た。
しほこは、警察署に電話をかけて助けを求めようとしていた。
おり悪く、電話ボックスの中に私がいたので電話をかけることができなかった。
電話ボックスの入り口に立っていたしほこは、私と受話器越しにいる女性とのやりとりを聞いたので大ショックを受けた。
私は、おどろいた声で言うた。
「なんだって!?熊代紀子さんをおどしていた人間がいた!?…その人物はどなたですか!?…もしもし!!答えてください!!…熊代紀子さんに対しておどしをかけたのはどなたですか!?」
受話器越しにいる女性は、熊代さんの奥さまをおどしていた人間がだれかを私に言うた。
私は、おどろいた表情で言うた。
「徳田文子…徳田文子って…△干さまの家の近くに住んでいる方…その話をどなたから聞いたのですか!?」
私は、ものすごくおたついた声で言うた。
「もしもし△干さま!!徳田文子が熊代紀子さんに対しておどしをかけていたと言う話をどなたから聞いたのですか!?…どなたから聞いたのか…を言わないと困ります!!…ですから、△干さまにその話をした人物を教えてください!!…ですから、徳田文子が熊代紀子さんをおどしていたと言うタレコミの発信元が分からないと困るのです!!…トクメイキボウにしてくださいと言われても困ります!!…くりかえして申し上げますが、徳田文子が熊代紀子さんをおどしていたと言うタレコミの発信元を教えてください!!…発信元が分からないと困るのです!!…私は、発信元の人に事実確認をしなければならないのです!!…まちがいがないかどうかを確認するためです!!…もしもし聞いてますか!?…△干さま!!もし、まちがいが生じたらどうなさいますか!?…人のメイヨとソンゲンが傷つくのですよ!!…もしもし△干さま!!…そうなったらあなたの信用が喪《うし》なわれるのですよ!!」
この時であった。
電話ボックスの入り口にいたしほこがワーッと泣きながら走り出した。
私は、受話器越しにいる女性に対してタレコミの発信元がどなたであるのかをたずねた。
しかし、受話器越しにいる女性が『トクメイキボウの女性または仮名を言います。』と言うたので話がややこしくなった。
困る…
すごく困るのだよ!!
……………………………
またところ変わって、垂水港(大隅半島側)のフェリー乗り場にて…
私は、宅配の仕事を終えたあと鹿児島市中心部から戻って来た赤帽(軽四宅配業)の女性運転手さんに声をかけたあと話しをしていた。
女性運転手さんは、熊代さんの家の近所で暮らしていたので熊代さん夫婦のことをよく知っていた。
私は、女性運転手さんに対して熊代さんの奥さまが新規開業のレディースローンに借金を申し込んでいた件についてたずねた。
女性運転手さんは、私に対して熊代さんの奥さまが借金をしていたことは前々から知っていたと話した。
私は、おどろいた声で言うた。
「なんだって…熊代さんの奥さまが抱えている借金の問題は、レディースローン以外にもあった!?」
「はい。」
「それはいつ頃からですか!?」
「今年(1983年)の6月末からです。」
「熊代さんの奥さまは、今年の6月末頃から借金をするようになったのですね。」
「そうです。」
「熊代さんの奥さまが借金をするようになったきっかけはなんですか!?」
女性運転手さんは、ソワソワとした様子で私に言うた。
「すみません…あと2時間後に主人が帰って来るのです…保育園に預けている長女を迎えに行かないといけないのです。」
「分かりました…お忙しい時にお止めしてもうしわけございませんでした。」
……………………………
時は、夜8時過ぎであった。
またところ変わって、垂水中央運動公園《ちゅうおううんどうこうえん》の中にある東屋にて…
東屋のテーブルの上に、1981〜1983年の3年手帳がひらいた状態で置かれていた。
私は、万年筆を使ってメモパッドに書かれている内容を手帳に転記する作業をしていた。
……………………………
時は夜9時半頃であった。
またところ変わって、公園内に設置されている電話ボックスにて…
私は、四角のだいだい色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、夜分遅くにお電話をおかけしてもうしわけございません…鹿屋市共栄町にお住まいの○□△さまのおたくでございますか?…お世話になります…コリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…私は…興信所の人から熊代紀子さんが抱えている借金の問題について調査をしているのです…熊代紀子さんが借金を抱えていることはご存知ですね…ご存知でしたか…熊代さんの奥さまが新規開業した例のレディースローンを利用していたことについてもご存知ですね…はい…はい…しばらくお待ちください。」
私は、メモパッドのページを2枚戻したあと受話器越しにいる女性に対して声をかけた。
「お待たせしました…熊代紀子さんが抱えている借金の件についてですが…きょうの夕方頃に別の方にお会いしました…熊代さん夫婦の家の近くに住んでいる方です…その方から聞いた話ですが…熊代紀子さんが今年(1983年)の6月末頃に別の形で借金していたことが分かりました…くわしいことについては聞けませんでした…あの、○□△さまはその時期に熊代紀子さんが借金していたことをご存知でしょうか?…知らなかった…そうですか、分かりました…はい、はい、はい…」
それからまた100分後であった。
またところ変わって、垂水市旭町《しないあさひまち》の公園の中に設置されている電話ボックスにて…
私は、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、夜ふけにお電話をおかけしてもうしわけございません…鹿屋市共栄町にお住まいの△中さまのおたくでございますか?…お世話になりますコリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…私は、興信所の人に頼まれて熊代紀子さんが抱えている借金の問題について調査をしているのです…熊代紀子さんが例のレディースローンを利用したことに加えて今年の6月末頃になんらかの形で借金を申し込んでいたと言う話を聞きました…私にそのことを話したのは、熊代さんの家の近所で暮らしている方でございます…他の方にも電話で問い合わせをしましたが…大部分の方は『知らなかった』と言うてました…はい…そうです…やっぱりそうでしたか…」
……………………………
時は、深夜11時40分頃であった。
またところ変わって、公園内にある東屋にて…
テーブルの上に、スーパーマップルの九州地方の道路地図がひらいた状態で置かれていた。
私は、万年筆を使って鹿屋市の道路地図に書き込みをしていた。
…………………………
日付が変わって、12月3日の深夜0時半頃であった。
私は、公園内に設置されている電話ボックスに再び入った。
私は、四角の水色のコイン投入式のプッシュホンを使って電話をかけていた。
「もしもし、夜ふけにお電話をおかけしてもうしわけございません…垂水市旭町《しないあさひまち》にお住まいの△干さまのおたくでございますか?…お世話になります…コリントイワマツヨシタカグラマシーともうします…私は、興信所の人に頼まれて熊代紀子さんが抱えている借金の件について調査をしているのです…熊代紀子さんが例のレディースローンの他にも複数件の借金を抱えているのです…それでですね…もしもし…どうかなさいたしたか?…ちょっとお待ちくださいませ!!」
(チャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリンチャリン…)
私は、コイン投入口に10円玉を大量に入れた。
つづいて、メモパッドの余白のページをひらいた。
メモを取る準備ができたあと受話器越しにいる女性に対して声をかけた。
「お待たせしました…もしもし△干さま…はい…はい…はい…」
私は、メモ書きをしながら電話の応対をした。
……………………………
それからまた10分後であった。
アクリル板にスーパーマップルの九州地方の道路地図がつけられていた。
私は、万年筆を使って地図上に書き込みをしていた。
………………………
それからまた10分後であった。
私は、受話器を取って電話をかけようとしていた。
この時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
四角の水色のコイン投入式のプッシュホンからけたたましいベルが鳴り響いた。
私は、周りの様子を見たあと受話器を取った。
「はいコリントイワマツヨシタカグラマシー!!」
受話器のスピーカーから女性の声が聞こえた。
「コリントイワマツヨシタカグラマシーさまですね…鹿屋市共栄町の□江ともうします。」
「ああ、□江さまですね。」
「はい。」
「どうかなさいましたか?」
「熊代紀子が抱えていた借金のことを話します。」
「ちょっとお待ちくださいませ!!」
私は、電話機の上に置いていたメモパッドを取ったあと余白のページをひらいた。
メモを取る準備ができたあと、私は受話器越しにいる女性に対して声をかけた。
「お待たせしました…どうぞ話してください…えっ?…熊代紀子さんが複数の人から金を借りていた!?…□江さま、その話をどなたから聞いたのですか!?…△干の奥さま…△干の奥さまは、なんとおっしゃられたのですか!?…少なくとも…7〜8人の人から…金を借りていた!?…もしもし□江さま…はい…はい…分かりました…念のために△干さまのおたくへお電話をおかけして確認を取りますがよろしいでしょうか?…分かりました…はい…はい…ああ、ありがとうございました…おやすみなさい。」
(ガチャ…)
私は、フックに受話器をかけたあと10円玉を取り出そうとした。
この時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
四角の水色のコイン投入式のプッシュホンからけたたましいベルが鳴り響いた。
私は、周りの様子を確認したあと受話器を取った。
「はいコリントイワマツヨシタカグラマシー!!…ああ、△干さまでございますね…ちょうどよかった…私、これからおたくへ電話をおかけするところでした。」
このあと、私は衝撃的な話を聞いた。
………………………………
その時であった。
都井岬の別荘から逃げて来たしほこが公園にやって来た。
しほこが着ている三分袖のババシャツとジーンズが激しく汚れていた。
髪の毛は、グチャグチャになっていた。
しほこは、公園内に設置されている電話ボックスにやって来た。
しほこは、警察署に電話をかけて助けを求めようとしていた。
おり悪く、電話ボックスの中に私がいたので電話をかけることができなかった。
電話ボックスの入り口に立っていたしほこは、私と受話器越しにいる女性とのやりとりを聞いたので大ショックを受けた。
私は、おどろいた声で言うた。
「なんだって!?熊代紀子さんをおどしていた人間がいた!?…その人物はどなたですか!?…もしもし!!答えてください!!…熊代紀子さんに対しておどしをかけたのはどなたですか!?」
受話器越しにいる女性は、熊代さんの奥さまをおどしていた人間がだれかを私に言うた。
私は、おどろいた表情で言うた。
「徳田文子…徳田文子って…△干さまの家の近くに住んでいる方…その話をどなたから聞いたのですか!?」
私は、ものすごくおたついた声で言うた。
「もしもし△干さま!!徳田文子が熊代紀子さんに対しておどしをかけていたと言う話をどなたから聞いたのですか!?…どなたから聞いたのか…を言わないと困ります!!…ですから、△干さまにその話をした人物を教えてください!!…ですから、徳田文子が熊代紀子さんをおどしていたと言うタレコミの発信元が分からないと困るのです!!…トクメイキボウにしてくださいと言われても困ります!!…くりかえして申し上げますが、徳田文子が熊代紀子さんをおどしていたと言うタレコミの発信元を教えてください!!…発信元が分からないと困るのです!!…私は、発信元の人に事実確認をしなければならないのです!!…まちがいがないかどうかを確認するためです!!…もしもし聞いてますか!?…△干さま!!もし、まちがいが生じたらどうなさいますか!?…人のメイヨとソンゲンが傷つくのですよ!!…もしもし△干さま!!…そうなったらあなたの信用が喪《うし》なわれるのですよ!!」
この時であった。
電話ボックスの入り口にいたしほこがワーッと泣きながら走り出した。
私は、受話器越しにいる女性に対してタレコミの発信元がどなたであるのかをたずねた。
しかし、受話器越しにいる女性が『トクメイキボウの女性または仮名を言います。』と言うたので話がややこしくなった。
困る…
すごく困るのだよ!!
……………………………