俺様副社長の溺愛注意報 〜秘書ときどき幼馴染のち妻〜
パーティーが終わり着替えを済ませると、一気に身体の力が抜ける。
やはりお着物だと帯の締め付けなどもあり自然と背筋が伸びるけれど、私はほとんど着る機会がなかったので最後まで草履にも慣れなかった。
「絆音、疲れただろう?着くまで寝ていていいよ」
帰りのタクシーに乗り込み二人になると緊張感も切れ一気に疲れが襲ってくる。
私の頭を引き寄せながらそう言ってくれる彼の肩を借りて、マンションに到着するまで心地よい揺れにすっかり眠ってしまっていた。
肩を揺らされなんとかタクシーを降りたけれどまだ頭は眠っている。手を引かれて部屋まで到着し、ソファに座るとまたうとうとしてしまった。
「ほら、スーツ脱いで。シャワー浴びてベッドで寝るぞ」
「...はい」
とは言ったもののなかなか身体が動かない。
そんな私を見かねて、翔さんは抱き起こしてお風呂場まで行くと次々と服を脱がしていく。
「じ、自分で脱ぎます!」
スカートのファスナーを下ろしブラウスのボタンを外され下着姿になった頃、ようやく目が覚めてきた。
「じゃあ早く来いよ」
「...え?一緒に入るんですか?」
「脱がないなら俺が脱がせるぞ?」と自分もさっと服を脱いでブラのホックに手をかける。
「じ、自分で脱ぎますから!先に入っていて下さい...」
恥ずかしいけれど覚悟を決めて身体を隠しながら入ると、すぐにシャワーをかけられ抵抗する間もなく泡をつけた手で身体を洗われる。
「やっ、もう目覚めましたから!」
「いいから大人しくしてろ」
唇を塞ぎながらバスタブの縁に座らされ、身体中を撫でるように洗われていく。身体を捩っても手が止まる事はなく、次第に身体の奥が疼いてくる。
「っ...、翔さん...」
「洗ってるだけで感じてるのか?」と耳元で囁かれゾクっとした。
二人でお湯に入ると後ろから抱きしめられ、右手はお腹や腰、胸元を撫でていく。
この数ヶ月ですっかり彼に染められた身体は、もっと触って欲しいという淫らな欲求で頭がいっぱいになってしまう。
自分からキスをしてねだるように彼の瞳を見つめてみるけれど、クールな眼差しで返される。
「ベッドまでお預け」
そう言いながらわざと触れて欲しい所を避けて、情欲を煽るように指先で身体中を撫でる。
「もう、出たいです...」
「だめ、もう少し温まってから」
その後も散々焦らされ、やっとお湯から上がるとベッドまで運ばれる。
熱くなった身体はもう我慢出来なくて、彼の首に腕を伸ばしてぎゅっと抱きつく。
しばらくそのまま耳を触ったり鎖骨を撫でたり背中に指を這わせたり。まだ触ってもらえなくて、でもそれがゾクゾクしてもう限界だった。
身体を離して目で訴えると「俺にどうして欲しい?」とサディスティックな声で囁く。
その声にすら身体が疼いて、もう羞恥や理性という言葉は忘れてしまった。
「...もっと、触って欲しいです...」
「どこを?」
「っ...、ここ」
彼の手を掴んで胸に持っていくけれど、触れるだけで指一本も動かしてくれない。
「ここ?」
「いじわる...」
「誰に、どうして欲しい?ちゃんと言って。絆音の声で聞きたい」
先ほどとは違い切なさを含んだ声に彼を見上げると、苦痛に耐えるように顔を歪めている。
「...翔、さん...?」
「絆音...もっと俺を呼んで。声、聞きたい。もっと、俺だけを見て、俺だけを求めて」
「...ずっと、翔さんしか見てません。...翔さんが、欲しい、です...」
そう言い終わった途端、噛み付くようなキスと共に指先が胸の先端に触れる。
「んっ、ふぅ...」
焦らされていた身体はいつもより敏感でキスだけですごく気持ち良くて、唇を離しゆっくりと遠ざかる彼をぼんやりと見つめた。
「お仕置きはおしまい。約束通りたくさんご褒美もあげるよ」
そう言ってふっと優しい顔で微笑むと、身体中に唇を落とし甘い刺激で何度も絶頂まで高められる。
散々焦らされていたのは、お仕置きだったの...?
やっぱり、妻として上手く振る舞えなかったから...?
一瞬そんな事を思ったけれど、次々と与えられる刺激に頭はもう何も考えられない。
「絆音、俺を見て。目、閉じないで」
生理的な涙でぼんやりとした視界で彼を見つめると、満足そうに微笑んでグッと私の中へと入ってくる。
「あっ、ん...」
「こら、目閉じない。ちゃんと最後まで俺を見てろ」
待ち望んだ熱い感覚と甘い命令に、もう頭は真っ白になる。ただただ彼にしがみついて、私を見下ろす愛おしい瞳を見つめながら押し寄せる大きな快感の波に飲み込まれて意識を手放した。
ぎゅっと抱き寄せられる感覚で目が覚め、肌の温もりが心地よくて思わず頬をくっつけると「くすぐったい」と頭を撫でられる。
「ん...?」
「裸でそんなに抱きついて。昨日の続き、したいのか?」
「...え?ち、違います!温かかったから、つい...」
「ふっ、分かってるよ」
そう言って額にキスをする彼に、昨日聞けなかった事を聞いてみる。
「あの...昨日は、やっぱり妻としてちゃんと出来てませんでしたか...?」
「いや、完璧だったよ。どうして?」
「だって、昨日、お仕置きって...」
「ああ、あれは類とイチャついてたから」
「...へ?」
「俺といる時はずっと仕事モードの顔だったのに、類にはあんな笑顔向けて二人で仲良くケーキ食べてたら妬くだろ」
「...ご、ごめんなさい。翔さんの横に立つ時は秘書の感覚もあって張り詰めているというか...。類くんといるとつい気が緩んでしまって、デザートに夢中になってしまって...」
「お前達がニコニコ楽しそうにケーキを分け合って食べてる姿が絵になって美しかったんだと。二人の雰囲気に誰も声をかけられずにみんな見てたんだよ。二人が結婚したんだと勘違いしている奴らも大勢いたしな」
「ただケーキを食べていただけなんですけど...」
「だから、お前が誰の妻なのかをちゃんと教えてやろうと思って」
それで昨日はあんなに意地悪だったんだ...
やはりお着物だと帯の締め付けなどもあり自然と背筋が伸びるけれど、私はほとんど着る機会がなかったので最後まで草履にも慣れなかった。
「絆音、疲れただろう?着くまで寝ていていいよ」
帰りのタクシーに乗り込み二人になると緊張感も切れ一気に疲れが襲ってくる。
私の頭を引き寄せながらそう言ってくれる彼の肩を借りて、マンションに到着するまで心地よい揺れにすっかり眠ってしまっていた。
肩を揺らされなんとかタクシーを降りたけれどまだ頭は眠っている。手を引かれて部屋まで到着し、ソファに座るとまたうとうとしてしまった。
「ほら、スーツ脱いで。シャワー浴びてベッドで寝るぞ」
「...はい」
とは言ったもののなかなか身体が動かない。
そんな私を見かねて、翔さんは抱き起こしてお風呂場まで行くと次々と服を脱がしていく。
「じ、自分で脱ぎます!」
スカートのファスナーを下ろしブラウスのボタンを外され下着姿になった頃、ようやく目が覚めてきた。
「じゃあ早く来いよ」
「...え?一緒に入るんですか?」
「脱がないなら俺が脱がせるぞ?」と自分もさっと服を脱いでブラのホックに手をかける。
「じ、自分で脱ぎますから!先に入っていて下さい...」
恥ずかしいけれど覚悟を決めて身体を隠しながら入ると、すぐにシャワーをかけられ抵抗する間もなく泡をつけた手で身体を洗われる。
「やっ、もう目覚めましたから!」
「いいから大人しくしてろ」
唇を塞ぎながらバスタブの縁に座らされ、身体中を撫でるように洗われていく。身体を捩っても手が止まる事はなく、次第に身体の奥が疼いてくる。
「っ...、翔さん...」
「洗ってるだけで感じてるのか?」と耳元で囁かれゾクっとした。
二人でお湯に入ると後ろから抱きしめられ、右手はお腹や腰、胸元を撫でていく。
この数ヶ月ですっかり彼に染められた身体は、もっと触って欲しいという淫らな欲求で頭がいっぱいになってしまう。
自分からキスをしてねだるように彼の瞳を見つめてみるけれど、クールな眼差しで返される。
「ベッドまでお預け」
そう言いながらわざと触れて欲しい所を避けて、情欲を煽るように指先で身体中を撫でる。
「もう、出たいです...」
「だめ、もう少し温まってから」
その後も散々焦らされ、やっとお湯から上がるとベッドまで運ばれる。
熱くなった身体はもう我慢出来なくて、彼の首に腕を伸ばしてぎゅっと抱きつく。
しばらくそのまま耳を触ったり鎖骨を撫でたり背中に指を這わせたり。まだ触ってもらえなくて、でもそれがゾクゾクしてもう限界だった。
身体を離して目で訴えると「俺にどうして欲しい?」とサディスティックな声で囁く。
その声にすら身体が疼いて、もう羞恥や理性という言葉は忘れてしまった。
「...もっと、触って欲しいです...」
「どこを?」
「っ...、ここ」
彼の手を掴んで胸に持っていくけれど、触れるだけで指一本も動かしてくれない。
「ここ?」
「いじわる...」
「誰に、どうして欲しい?ちゃんと言って。絆音の声で聞きたい」
先ほどとは違い切なさを含んだ声に彼を見上げると、苦痛に耐えるように顔を歪めている。
「...翔、さん...?」
「絆音...もっと俺を呼んで。声、聞きたい。もっと、俺だけを見て、俺だけを求めて」
「...ずっと、翔さんしか見てません。...翔さんが、欲しい、です...」
そう言い終わった途端、噛み付くようなキスと共に指先が胸の先端に触れる。
「んっ、ふぅ...」
焦らされていた身体はいつもより敏感でキスだけですごく気持ち良くて、唇を離しゆっくりと遠ざかる彼をぼんやりと見つめた。
「お仕置きはおしまい。約束通りたくさんご褒美もあげるよ」
そう言ってふっと優しい顔で微笑むと、身体中に唇を落とし甘い刺激で何度も絶頂まで高められる。
散々焦らされていたのは、お仕置きだったの...?
やっぱり、妻として上手く振る舞えなかったから...?
一瞬そんな事を思ったけれど、次々と与えられる刺激に頭はもう何も考えられない。
「絆音、俺を見て。目、閉じないで」
生理的な涙でぼんやりとした視界で彼を見つめると、満足そうに微笑んでグッと私の中へと入ってくる。
「あっ、ん...」
「こら、目閉じない。ちゃんと最後まで俺を見てろ」
待ち望んだ熱い感覚と甘い命令に、もう頭は真っ白になる。ただただ彼にしがみついて、私を見下ろす愛おしい瞳を見つめながら押し寄せる大きな快感の波に飲み込まれて意識を手放した。
ぎゅっと抱き寄せられる感覚で目が覚め、肌の温もりが心地よくて思わず頬をくっつけると「くすぐったい」と頭を撫でられる。
「ん...?」
「裸でそんなに抱きついて。昨日の続き、したいのか?」
「...え?ち、違います!温かかったから、つい...」
「ふっ、分かってるよ」
そう言って額にキスをする彼に、昨日聞けなかった事を聞いてみる。
「あの...昨日は、やっぱり妻としてちゃんと出来てませんでしたか...?」
「いや、完璧だったよ。どうして?」
「だって、昨日、お仕置きって...」
「ああ、あれは類とイチャついてたから」
「...へ?」
「俺といる時はずっと仕事モードの顔だったのに、類にはあんな笑顔向けて二人で仲良くケーキ食べてたら妬くだろ」
「...ご、ごめんなさい。翔さんの横に立つ時は秘書の感覚もあって張り詰めているというか...。類くんといるとつい気が緩んでしまって、デザートに夢中になってしまって...」
「お前達がニコニコ楽しそうにケーキを分け合って食べてる姿が絵になって美しかったんだと。二人の雰囲気に誰も声をかけられずにみんな見てたんだよ。二人が結婚したんだと勘違いしている奴らも大勢いたしな」
「ただケーキを食べていただけなんですけど...」
「だから、お前が誰の妻なのかをちゃんと教えてやろうと思って」
それで昨日はあんなに意地悪だったんだ...