俺様副社長の溺愛注意報 〜秘書ときどき幼馴染のち妻〜
その後は仲裁に入った伯父さんのおかげもあり、また穏やかな空気でお誕生日のお祝いをしてみんなでケーキを食べ解散となった。
晴くんと美雨さんは一緒に車で帰り、私は実家に一泊して久しぶりに伯母さんとお料理をしたりショッピングをして次の日に帰宅した。
最近、会社では瀬那ちゃんに会うたびに「北田さんとどう?」と聞かれ返事に困ってしまう。
連絡先を交換してしまったので、あれから何度か食事やゲームのお誘いがあったけれど、美雨さんにも言われた通りきちんとお断りのメッセージを入れその後は既読を付けずそのままにしている。
瀬那ちゃんにもそれを伝えたけれど「でも北田さん絆音に一目惚れしたんだよ?連絡してあげなよ!」と勧められてしまった...。
その事もあり、彼女とも気まずく最近は会議などで不在の時は副社長室のテーブルで作業をしていた。
なるべく彼が帰ってくる前に秘書室に戻るようにしていたけれど、集中するとガチャっと扉を開ける音で気がつく事もあり今日も急いで片付け部屋を出ようとすると呼び止められた。
「なぁ、最近時々ここで仕事してるよな?何か理由があるんだろ?」
そう聞かれ、プライベートかつ個人的な理由なので「えっと...」と言い淀む。
「別に言いたくないなら無理に聞かないけど。ここで仕事するなら机と椅子用意させるか?」
「い、いえ!大丈夫です、ありがとうございます」
そう言って急いで廊下に出ると、ちょうど瀬那ちゃんと鉢合わせランチに誘われてしまい一緒に近くのカフェに行く事になってしまった。
「絆音とランチ来るの久しぶりだよね。最近あんまり秘書室居ないけど副社長に付きっきりなの?」
「そ、そんな事ないよ?資料整理とかしてる事もあるけど」
「いいよねー絆音は。私は専務と少しでも同じ空間にいる時間減らしたいから、用が済んだらすぐ出てくるもん。それに副社長と幼馴染なんて知らなかったよ。ねぇ、小さい頃の副社長ってどんな感じだったの?」
「幼馴染なのは私の兄だよ。私はたまに見かけるくらいだったからどんな感じって言われても...」
「ふぅーん?そういえば北田さんが言ってたけど、絆音のお兄さんもすっごいイケメンなんでしょ?今度会わせてよ!」
「でも兄はもうすぐ研修でアメリカに行くし、帰ってきたら結婚する予定だから...」
「なんだー。それより北田さんと今度食事行ってきなよ!絆音が返信くれないって私に連絡きてたから、予定聞いとくって伝えてあるの!いつがいい?」
「前にも言ったけど、私はもう会うつもりないから...」
「なんで?北田さんもそこそこイケメンだし話も面白かったじゃない?それに一回くらいチャンスあげないと可哀想だよ!」
「でも...」と私が言いかけた時、瀬那ちゃんのスマホが鳴り画面を確認して顔を顰める。
「最悪、専務から呼び出し。私先に戻るから、食事行く日考えておいてね!」
そう言いながらバッグと伝票を待ちバタバタと先に出て行ってしまった。
晴くんと美雨さんは一緒に車で帰り、私は実家に一泊して久しぶりに伯母さんとお料理をしたりショッピングをして次の日に帰宅した。
最近、会社では瀬那ちゃんに会うたびに「北田さんとどう?」と聞かれ返事に困ってしまう。
連絡先を交換してしまったので、あれから何度か食事やゲームのお誘いがあったけれど、美雨さんにも言われた通りきちんとお断りのメッセージを入れその後は既読を付けずそのままにしている。
瀬那ちゃんにもそれを伝えたけれど「でも北田さん絆音に一目惚れしたんだよ?連絡してあげなよ!」と勧められてしまった...。
その事もあり、彼女とも気まずく最近は会議などで不在の時は副社長室のテーブルで作業をしていた。
なるべく彼が帰ってくる前に秘書室に戻るようにしていたけれど、集中するとガチャっと扉を開ける音で気がつく事もあり今日も急いで片付け部屋を出ようとすると呼び止められた。
「なぁ、最近時々ここで仕事してるよな?何か理由があるんだろ?」
そう聞かれ、プライベートかつ個人的な理由なので「えっと...」と言い淀む。
「別に言いたくないなら無理に聞かないけど。ここで仕事するなら机と椅子用意させるか?」
「い、いえ!大丈夫です、ありがとうございます」
そう言って急いで廊下に出ると、ちょうど瀬那ちゃんと鉢合わせランチに誘われてしまい一緒に近くのカフェに行く事になってしまった。
「絆音とランチ来るの久しぶりだよね。最近あんまり秘書室居ないけど副社長に付きっきりなの?」
「そ、そんな事ないよ?資料整理とかしてる事もあるけど」
「いいよねー絆音は。私は専務と少しでも同じ空間にいる時間減らしたいから、用が済んだらすぐ出てくるもん。それに副社長と幼馴染なんて知らなかったよ。ねぇ、小さい頃の副社長ってどんな感じだったの?」
「幼馴染なのは私の兄だよ。私はたまに見かけるくらいだったからどんな感じって言われても...」
「ふぅーん?そういえば北田さんが言ってたけど、絆音のお兄さんもすっごいイケメンなんでしょ?今度会わせてよ!」
「でも兄はもうすぐ研修でアメリカに行くし、帰ってきたら結婚する予定だから...」
「なんだー。それより北田さんと今度食事行ってきなよ!絆音が返信くれないって私に連絡きてたから、予定聞いとくって伝えてあるの!いつがいい?」
「前にも言ったけど、私はもう会うつもりないから...」
「なんで?北田さんもそこそこイケメンだし話も面白かったじゃない?それに一回くらいチャンスあげないと可哀想だよ!」
「でも...」と私が言いかけた時、瀬那ちゃんのスマホが鳴り画面を確認して顔を顰める。
「最悪、専務から呼び出し。私先に戻るから、食事行く日考えておいてね!」
そう言いながらバッグと伝票を待ちバタバタと先に出て行ってしまった。