俺様副社長の溺愛注意報 〜秘書ときどき幼馴染のち妻〜
次の日からは、心が晴れたような気持ちで少し肩の力を抜いて仕事ができた。
期待を裏切らないようにと緊張する事もあるけれど...、副社長の思いを知ってからはさらにやる気が出て仕事も捗るようになった。
そして、少しリラックスできるようになった事でこれまでのような仕事モードの貼り付けた笑みではなく自然と笑えるようになり、心なしか副社長も以前より表情が柔らかくなったような気がする。
あれからしばらく残業も控えていたけれど、明日は有給を頂いている為少し残って作業をしていた時。
つい考え事をしていたようで「おい、雪原!」と肩を揺らされるまで副社長がそばに来ていることに気がつかなかった。
「あ、すみません。どうされました?」
「それは俺のセリフだ。山内に言われただろう?遅くならないうちに帰れって」
「...もうこんな時間だったんですね。すみません、すぐに帰ります」
「送っていくから片付けろ」
「大丈夫です、一人で帰れます。兄の言っていた事ならあまり気にしないで下さい」
「何度声かけても気づかないくらいぼーっとしていたやつがこんな時間に一人で外歩くなんて危なすぎるだろ」
「い、今はちょっと考え事をしていただけで...」
「ほら、いいから早く帰るぞ」と私のカバンを待ってエレベーターの方へ行ってしまい、結局また送って頂く事になった。
「明日、朝早いのか?」
「いえ、お墓参りだけして帰ってくるつもりなので」
「そうか、今年は一人で行くのか?」
「はい、そうです」
休みが取れる時は晴くんや朝香伯母さんが一緒に来てくれる事もあったけれど、今年は一人で行く予定だ。
「気をつけて行って来いよ。そういや、来週類が帰ってくるって母さんが言ってたな」
「そうなんですね!最近はゲームもしていなかったので知りませんでした」
「...なぁ、お前たちってさ...」
「はい?」
「いや、何でもない。明日気をつけろよ、何かあれば俺に連絡してこい。アメリカよりは近いだろ?」
「ふふっ、ありがとうございます」
副社長は責任感が強いから、最近は私の事をいつも以上に気にして下さっている。
車で私のマンションまで送ってもらう事も、ここ数週間でもう四回目だ。
申し訳ないと断っても「お前に何かあれば俺が晴臣に怒られる」と言われれば私も何も言えなくなってしまう。
期待を裏切らないようにと緊張する事もあるけれど...、副社長の思いを知ってからはさらにやる気が出て仕事も捗るようになった。
そして、少しリラックスできるようになった事でこれまでのような仕事モードの貼り付けた笑みではなく自然と笑えるようになり、心なしか副社長も以前より表情が柔らかくなったような気がする。
あれからしばらく残業も控えていたけれど、明日は有給を頂いている為少し残って作業をしていた時。
つい考え事をしていたようで「おい、雪原!」と肩を揺らされるまで副社長がそばに来ていることに気がつかなかった。
「あ、すみません。どうされました?」
「それは俺のセリフだ。山内に言われただろう?遅くならないうちに帰れって」
「...もうこんな時間だったんですね。すみません、すぐに帰ります」
「送っていくから片付けろ」
「大丈夫です、一人で帰れます。兄の言っていた事ならあまり気にしないで下さい」
「何度声かけても気づかないくらいぼーっとしていたやつがこんな時間に一人で外歩くなんて危なすぎるだろ」
「い、今はちょっと考え事をしていただけで...」
「ほら、いいから早く帰るぞ」と私のカバンを待ってエレベーターの方へ行ってしまい、結局また送って頂く事になった。
「明日、朝早いのか?」
「いえ、お墓参りだけして帰ってくるつもりなので」
「そうか、今年は一人で行くのか?」
「はい、そうです」
休みが取れる時は晴くんや朝香伯母さんが一緒に来てくれる事もあったけれど、今年は一人で行く予定だ。
「気をつけて行って来いよ。そういや、来週類が帰ってくるって母さんが言ってたな」
「そうなんですね!最近はゲームもしていなかったので知りませんでした」
「...なぁ、お前たちってさ...」
「はい?」
「いや、何でもない。明日気をつけろよ、何かあれば俺に連絡してこい。アメリカよりは近いだろ?」
「ふふっ、ありがとうございます」
副社長は責任感が強いから、最近は私の事をいつも以上に気にして下さっている。
車で私のマンションまで送ってもらう事も、ここ数週間でもう四回目だ。
申し訳ないと断っても「お前に何かあれば俺が晴臣に怒られる」と言われれば私も何も言えなくなってしまう。