俺様副社長の溺愛注意報 〜秘書ときどき幼馴染のち妻〜
翔side
そんな話をしてから、いつも以上に雪原の事を気にして見ていると次々と気になる事が出てきた。
なぜか俺の部屋で作業をしている事が多い上に、ランチから戻ったかと思えば部屋の前ででかいため息をついている...。
だが、外出先で仕事中にも関わらず馴れ馴れしく声をかけてきたMRの男を見た途端に身体を強張らせている様子から、大体察しはついた。
断れず行った合コンで男に言い寄られそれもまた断れずに頭を悩ませているなんて...。
晴臣の気持ちがよく分かり、思わず苛立ちを含んだ言葉をぶつけてしまった。
しかし、俺の言葉が足りなかったと後悔し謝ったが、それから雪原の様子が変わり俺はまた頭を悩ませることになった。
最近はどこか張り詰めた空気を纏い怖い顔で俺の様子を伺うようにしている。
いつも以上に仕事は速く内容も完璧だが、まるで感情のないAIのような働きぶりに違和感しかない。
そして、日に日に長くなる残業にそろそろ俺も黙って見ているのも限界になり問い詰めると、観念したようにポツポツと話し始めた内容は全く想像もしていないものだった。
切実な表情で俺に信頼して欲しい、俺のそばでまだ働きたいと言う雪原を見ていると..."可愛い"という言葉が一番に頭に浮かんできた。
その後晴臣に言われた通りにマンションまで送り届け、自宅に向いながら昔の事を思い出していた。
小中学生の頃はよく風戸家の庭でサッカーやキャッチボールをして遊んでいた。
そして絆音はその近くで四葉のクローバーを探したり花の絵を描いていた。
ボールが危ないからと晴臣は離れるように言っていたが、時々遠慮がちに「一緒に遊びたいの...」と近寄って来る姿がなんとも可愛らしく、ボールを渡してやればパァっと笑顔になる。
昔から人見知りで遠慮がちだったが、心をひらけば人懐っこく周りからも愛されるタイプだった。
昔から素直で可愛いやつだったよな...と何故だか分からないが、あいつの小さい頃を思い出し頬が緩んだ。
そして、雪原がお墓参りの為有給をとった日。
代わりに俺についた山内に「何か気になる事でも?」と不思議そうに聞かれるほど無意識に何度もスマホを確認していたらしい。
日が暮れて来た頃メッセージを送るとすぐに既読になり"今は東京へ戻る新幹線の中です"と返信が来た。
無事に済んだようだと一安心し、再度仕事に集中し直してふと気がつく。
俺、今日一日中あいつの事考えていたな...
毎日近くで働いているのに、一日いないだけでずいぶん会っていない気がした。
そんな話をしてから、いつも以上に雪原の事を気にして見ていると次々と気になる事が出てきた。
なぜか俺の部屋で作業をしている事が多い上に、ランチから戻ったかと思えば部屋の前ででかいため息をついている...。
だが、外出先で仕事中にも関わらず馴れ馴れしく声をかけてきたMRの男を見た途端に身体を強張らせている様子から、大体察しはついた。
断れず行った合コンで男に言い寄られそれもまた断れずに頭を悩ませているなんて...。
晴臣の気持ちがよく分かり、思わず苛立ちを含んだ言葉をぶつけてしまった。
しかし、俺の言葉が足りなかったと後悔し謝ったが、それから雪原の様子が変わり俺はまた頭を悩ませることになった。
最近はどこか張り詰めた空気を纏い怖い顔で俺の様子を伺うようにしている。
いつも以上に仕事は速く内容も完璧だが、まるで感情のないAIのような働きぶりに違和感しかない。
そして、日に日に長くなる残業にそろそろ俺も黙って見ているのも限界になり問い詰めると、観念したようにポツポツと話し始めた内容は全く想像もしていないものだった。
切実な表情で俺に信頼して欲しい、俺のそばでまだ働きたいと言う雪原を見ていると..."可愛い"という言葉が一番に頭に浮かんできた。
その後晴臣に言われた通りにマンションまで送り届け、自宅に向いながら昔の事を思い出していた。
小中学生の頃はよく風戸家の庭でサッカーやキャッチボールをして遊んでいた。
そして絆音はその近くで四葉のクローバーを探したり花の絵を描いていた。
ボールが危ないからと晴臣は離れるように言っていたが、時々遠慮がちに「一緒に遊びたいの...」と近寄って来る姿がなんとも可愛らしく、ボールを渡してやればパァっと笑顔になる。
昔から人見知りで遠慮がちだったが、心をひらけば人懐っこく周りからも愛されるタイプだった。
昔から素直で可愛いやつだったよな...と何故だか分からないが、あいつの小さい頃を思い出し頬が緩んだ。
そして、雪原がお墓参りの為有給をとった日。
代わりに俺についた山内に「何か気になる事でも?」と不思議そうに聞かれるほど無意識に何度もスマホを確認していたらしい。
日が暮れて来た頃メッセージを送るとすぐに既読になり"今は東京へ戻る新幹線の中です"と返信が来た。
無事に済んだようだと一安心し、再度仕事に集中し直してふと気がつく。
俺、今日一日中あいつの事考えていたな...
毎日近くで働いているのに、一日いないだけでずいぶん会っていない気がした。