俺様副社長の溺愛注意報 〜秘書ときどき幼馴染のち妻〜
翔side
 「大丈夫?兄さん」
 「ど、どういう事だよ?」
 「今の所俺が一方的に好きなだけだよ。それに恋愛対象に入ってない事は分かってたんだ。でも、部屋に入れてくれて俺の好きな料理たくさん作ってくれて一緒にゲームして笑ってたら幸せだなって。俺は本気だから考えてみてって頼んできた。まぁ、あの感じだと悩ませちゃうかもしれないけどね」
 「...昔から絆音の事が好きだったのか?」
 「うーん...もちろん子供の頃から好きだったけど、恋愛感情に気づいたのは高校生の時かな?」
 ...俺はずっと互いに両思いなのだと思っていた。でも絆音は違ったって事か...
 「兄さんは毎日一緒なんでしょ?好きになっちゃったりしない...?」
 「...今はただの上司と部下だよ」
 「じゃあ俺が日本にいる間、全力で絆音ちゃんにアプローチしてもいい?」
 「...何で俺に聞くんだよ?」
 「だって俺はずっと日本にいる訳にいかないから、結婚する事になったら兄さんの秘書を辞める事になるかもでしょ?」
 「...あいつが選ぶことだから、そうなったら仕方ないよ」

 二人が結婚...?親同士は喜びそうだが、類はわりと無茶するタイプだし絆音はそれを止められないだろうし、危なっかしい夫婦になりそうだな...。
 お互いもっとしっかりしたタイプのやつと結婚した方がいい気もするが...
 そんな事を考えながらも仕事の話をしながらだいぶ飲んでしまい、同じく飲みすぎて今にも寝てしまいそうな類を部屋まで連れて行き、俺も久しぶりに実家のベッドで眠った。
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