俺様副社長の溺愛注意報 〜秘書ときどき幼馴染のち妻〜
その後ホテルに着くと「帰りは必ず類に送ってもらうんだぞ」ともう一度念押しされて車を降りた。
華やかな照明に照らされた英国風のロビーを見渡すと、柱に背を預けスマホを見ている類くんを見つけた。
その姿はまさにモデルさんという感じで、まるで雑誌の一ページを切り取ったよう。
その証拠に通り過ぎる人たちの視線を集め、私が近づくまでの間にも綺麗な女性に声をかけられている。
少し離れて見ていると、クールな表情で女性に対応していた彼は不意にこちらをみてニコッと笑う。
「絆音ちゃん!」と私の名前を呼びながら近づいてくる彼は、なんだか私の知っている幼馴染の類くんとは少し違って見えた。
「絆音ちゃん?どうしたの?」
「あ、ごめんね?お待たせしちゃって。...さっきの女性は?いいの...?」
「さっきの...?ああ、知らない人だよ?食事でもどうかって声かけられただけ。それよりお腹空いちゃったから早く行こう!」
そう言って私の手を引いてレストランの方へと歩き出す。
レストランもとてもオシャレで海外に来ているような錯覚をしてしまうほどだった。
類くんがおすすめだと言うモダンブリティッシュ料理はどれも美味しく、デザートは数十種類の中から好きな物を選ぶことができ、とてもワクワクした。
「素敵なレストランだね。ケーキもどれもすっごく美味しい!」
「よかった、絆音ちゃんに喜んでもらえて。あとね、ここのチョコレートも美味しいよ!特にシャンパントリュフがおすすめかな」
「チョコレート...」
チョコと聞いて今思い浮かぶのは、玄関に積まれているあの箱の事。正直、大好きだったけど今はあまり食べたいと思えない...。
「どうかした?」
「...ケーキたくさん食べちゃったから、チョコはまた今度にしようかな!」
「そうだね、また今度買ってあげるね!それより、絆音ちゃんに見せたいものがあるから一緒にきてくれる?」
レストランを出るとエレベーターに乗り、上階にある彼の部屋へと向かった。
歩いているうちに酔いが回ってきたのか、スーツに合わせて履いている少しヒールのあるパンプスはとても歩きにくい。思わず上質なカーペットにつまずきそうになり、咄嗟に彼の腕を掴んでしまった。
「おっと、大丈夫?酔っちゃった?もう少しで部屋に着くから」と私の腰に腕を回し支えてもらいながら部屋へと入った。
中は広くリビングとベッドルームに分かれている。そしてソファに座ると、キラキラと綺麗な夜景が目の前に広がる。
「わぁ、すごいお部屋に住んでるんだね」
「ははっ、住んでるわけじゃないよ。一時的に泊まってるだけ。夜景もいいけど、これも見てくれる?」
隣に座った彼の手にはノートとタブレット。手渡されたそれを開くと、そこにはたくさんのデザイン画と洋服のイメージなどが事細かく書き込まれている。
「これ...私が見てもいいの?」
「もちろん。だって、ほとんどが絆音ちゃんをイメージして描いたものだから」
「え?私を...?」
華やかな照明に照らされた英国風のロビーを見渡すと、柱に背を預けスマホを見ている類くんを見つけた。
その姿はまさにモデルさんという感じで、まるで雑誌の一ページを切り取ったよう。
その証拠に通り過ぎる人たちの視線を集め、私が近づくまでの間にも綺麗な女性に声をかけられている。
少し離れて見ていると、クールな表情で女性に対応していた彼は不意にこちらをみてニコッと笑う。
「絆音ちゃん!」と私の名前を呼びながら近づいてくる彼は、なんだか私の知っている幼馴染の類くんとは少し違って見えた。
「絆音ちゃん?どうしたの?」
「あ、ごめんね?お待たせしちゃって。...さっきの女性は?いいの...?」
「さっきの...?ああ、知らない人だよ?食事でもどうかって声かけられただけ。それよりお腹空いちゃったから早く行こう!」
そう言って私の手を引いてレストランの方へと歩き出す。
レストランもとてもオシャレで海外に来ているような錯覚をしてしまうほどだった。
類くんがおすすめだと言うモダンブリティッシュ料理はどれも美味しく、デザートは数十種類の中から好きな物を選ぶことができ、とてもワクワクした。
「素敵なレストランだね。ケーキもどれもすっごく美味しい!」
「よかった、絆音ちゃんに喜んでもらえて。あとね、ここのチョコレートも美味しいよ!特にシャンパントリュフがおすすめかな」
「チョコレート...」
チョコと聞いて今思い浮かぶのは、玄関に積まれているあの箱の事。正直、大好きだったけど今はあまり食べたいと思えない...。
「どうかした?」
「...ケーキたくさん食べちゃったから、チョコはまた今度にしようかな!」
「そうだね、また今度買ってあげるね!それより、絆音ちゃんに見せたいものがあるから一緒にきてくれる?」
レストランを出るとエレベーターに乗り、上階にある彼の部屋へと向かった。
歩いているうちに酔いが回ってきたのか、スーツに合わせて履いている少しヒールのあるパンプスはとても歩きにくい。思わず上質なカーペットにつまずきそうになり、咄嗟に彼の腕を掴んでしまった。
「おっと、大丈夫?酔っちゃった?もう少しで部屋に着くから」と私の腰に腕を回し支えてもらいながら部屋へと入った。
中は広くリビングとベッドルームに分かれている。そしてソファに座ると、キラキラと綺麗な夜景が目の前に広がる。
「わぁ、すごいお部屋に住んでるんだね」
「ははっ、住んでるわけじゃないよ。一時的に泊まってるだけ。夜景もいいけど、これも見てくれる?」
隣に座った彼の手にはノートとタブレット。手渡されたそれを開くと、そこにはたくさんのデザイン画と洋服のイメージなどが事細かく書き込まれている。
「これ...私が見てもいいの?」
「もちろん。だって、ほとんどが絆音ちゃんをイメージして描いたものだから」
「え?私を...?」