俺様副社長の溺愛注意報 〜秘書ときどき幼馴染のち妻〜
落雷警報発令中です
季節は夏から秋へと移り変わり、副社長の家で暮らし始めてもうすぐ一ヶ月が経つ。
私は早く新しい家を見つける為、たくさんの物件を調べては内見にも行った。だけど...忙しいはずの副社長も必ずついてきて下さり、どこかしらダメだと却下されなかなか彼のお眼鏡に適う部屋を見つけられずにいる...。
私ももう二度とこの間のような事にはなりたくないので妥協はしたくないけれど...。
しかし、だからといって長い間お世話になるわけにはいかない。もうこれ以上はさすがにご迷惑だろうと最近は実家に戻る事も考えていた。
今朝も一緒に出社し、ロビーのお花を生け替えていると受付の藍田さんが出勤してきた。
「雪原さん、おはようございます。お花、季節感もあって綺麗ですね!本当にそのセンス羨ましいです」
「いえ、私も見様見真似で仕上げているだけなんです」
「そうなんですか⁈てっきり華道を習っていたのかと...。あ!それより、また噂で聞いちゃったんですけど、最近副社長と一緒に出勤しているって本当ですか⁈ 二人はやっぱりそういう関係なのではとまた噂になっていますよ?」
「えっと...本当にそういう関係ではないんです。ただ訳あって朝乗せてもらう事もありまして...」
「えー、やっぱり気になります!二人の関係!私は断然雪原さんがお似合いだと思いますし、もう副社長だけじゃなくて箱推しです!」
「は、箱推し...?」
「とにかく私は二人を応援してますから!」
「は、はい...」
お花を片付け秘書室へと戻ると「絆音、今日はランチ行けそう?」と瀬那ちゃんに声をかけられた。
「えっと...ちょっと確認してみるね」
「最近本当忙しそうだよね、全然ランチも行けてないし」
「そ、そうだね」
本当はあまり外に出ないようにと副社長に言われているからなんだけど...。
たまにはいいかな...?と思い、副社長へ書類を渡しながらランチの事を相談してみると「...会社の近くならいいよ。...お前さ、水川とは友人なのか?」と怪訝な顔をされる。
「へ?えっと、私は同期であり友人だと思っていますけど...」
「...そうか。まぁ、とりあえず気をつけて行けよ」
あまり納得していない顔をされていたけれど、許可は貰えたのでお昼は近くのカフェへ向かった。
「新しい専務とはどう?もう慣れた?」
「まだ慣れないけど前よりは全っ然まし!だってコーヒーいれただけでありがとうって微笑んでくれるんだよ?副社長についてる絆音にとっては普通の事かもしれないけど」
「そっか、でもよかったね」
「それより今度の噂は本当なの?朝一緒に出勤してるってやつ」
「えっと...ちょっと訳があって乗せてもらっているのは本当なの」
「へぇ、訳って?」
「...他の人には内緒にしてくれる?」
もちろんと頷く彼女に、ストーカーにあった事とそのせいで一時的に副社長の家に泊めてもらっている事を打ち明けた。
「え...?副社長の、家に...?なにそれ、本当お人好しだね」
「うん、私の兄から頼まれているからだと思うけど」
「まさか本当にそういう関係になったわけじゃないよね?」
「違うよ、本当に何もないの。彼にとって私はただの部下で親友の妹ってだけだから」
私は早く新しい家を見つける為、たくさんの物件を調べては内見にも行った。だけど...忙しいはずの副社長も必ずついてきて下さり、どこかしらダメだと却下されなかなか彼のお眼鏡に適う部屋を見つけられずにいる...。
私ももう二度とこの間のような事にはなりたくないので妥協はしたくないけれど...。
しかし、だからといって長い間お世話になるわけにはいかない。もうこれ以上はさすがにご迷惑だろうと最近は実家に戻る事も考えていた。
今朝も一緒に出社し、ロビーのお花を生け替えていると受付の藍田さんが出勤してきた。
「雪原さん、おはようございます。お花、季節感もあって綺麗ですね!本当にそのセンス羨ましいです」
「いえ、私も見様見真似で仕上げているだけなんです」
「そうなんですか⁈てっきり華道を習っていたのかと...。あ!それより、また噂で聞いちゃったんですけど、最近副社長と一緒に出勤しているって本当ですか⁈ 二人はやっぱりそういう関係なのではとまた噂になっていますよ?」
「えっと...本当にそういう関係ではないんです。ただ訳あって朝乗せてもらう事もありまして...」
「えー、やっぱり気になります!二人の関係!私は断然雪原さんがお似合いだと思いますし、もう副社長だけじゃなくて箱推しです!」
「は、箱推し...?」
「とにかく私は二人を応援してますから!」
「は、はい...」
お花を片付け秘書室へと戻ると「絆音、今日はランチ行けそう?」と瀬那ちゃんに声をかけられた。
「えっと...ちょっと確認してみるね」
「最近本当忙しそうだよね、全然ランチも行けてないし」
「そ、そうだね」
本当はあまり外に出ないようにと副社長に言われているからなんだけど...。
たまにはいいかな...?と思い、副社長へ書類を渡しながらランチの事を相談してみると「...会社の近くならいいよ。...お前さ、水川とは友人なのか?」と怪訝な顔をされる。
「へ?えっと、私は同期であり友人だと思っていますけど...」
「...そうか。まぁ、とりあえず気をつけて行けよ」
あまり納得していない顔をされていたけれど、許可は貰えたのでお昼は近くのカフェへ向かった。
「新しい専務とはどう?もう慣れた?」
「まだ慣れないけど前よりは全っ然まし!だってコーヒーいれただけでありがとうって微笑んでくれるんだよ?副社長についてる絆音にとっては普通の事かもしれないけど」
「そっか、でもよかったね」
「それより今度の噂は本当なの?朝一緒に出勤してるってやつ」
「えっと...ちょっと訳があって乗せてもらっているのは本当なの」
「へぇ、訳って?」
「...他の人には内緒にしてくれる?」
もちろんと頷く彼女に、ストーカーにあった事とそのせいで一時的に副社長の家に泊めてもらっている事を打ち明けた。
「え...?副社長の、家に...?なにそれ、本当お人好しだね」
「うん、私の兄から頼まれているからだと思うけど」
「まさか本当にそういう関係になったわけじゃないよね?」
「違うよ、本当に何もないの。彼にとって私はただの部下で親友の妹ってだけだから」