俺様副社長の溺愛注意報 〜秘書ときどき幼馴染のち妻〜
翔side
「俺は、絆音になんて謝ったら...」
「友人に裏切られた訳だもんな...」
「それに、ついこの間訳の分からないストーカーに追いかけられて怖い思いをしたばかりなんだよ...」
「だから翔の家に?」
「ああ、もうあんな危ない事にならないように、俺の側において目を離さないと決めていたのに...」
「...これからもお前がそばにいて、支えてやるしかないんじゃないのか?彼女のことを想っているなら、お前が寄り添ってやれば心の傷も少しは楽になるだろう?」
「俺に、そんな資格は...」
「彼女のことが大切なんだろ?」
「...え?」
「どっちにしても、翔が落ち込んでいても仕方ない。いつものお前なら、何かあってもすぐに立ち上がって前に進む策を考えるだろ?大丈夫、彼女は必ず目を覚ますし絶対歩けるようになるよ」
「...ふっ、医者が絶対とか言っていいのか?」
「ああ、今は医者じゃない。翔の親友として喋っているから」
「ふっ、そうか。サンキュー、柊哉」
「ただ一つ言える事は、命は有限だ。そしてそれがいつ尽きてしまうかは誰にも分からない。だから、後悔のないようにな?」
そう言い残して出て行った親友は、少しして戻ってきたかと思うとその手にはコンビニの袋を下げている。
「ほら、ちゃんと食べろよ。彼女が目覚めた時にお前が倒れてたら意味ないだろ?」
「...サンキュー、悪いな」
「あんまり顔色良くないよ。心配なのは分かるけど、ちゃんと食べて寝ろよ?」
「分かってる」
「じゃあ何かあったら連絡して」
柊哉の言う通り、俺が元気でいないと絆音に余計な心配をかけてしまうよな。
それに、親友のおかげでやっと前を見ようと思えた。
考え始めたら尽きないほどに後悔はたくさんある。でも今それを悔やんでいてもどうにもならないし、絆音の怪我が治るわけじゃない。
これからを考えよう。そして、これからは後悔のないように生きよう。
今までも守ってやりたいとは思っていたが、俺にとって絆音がどういう存在なのかがようやくわかった。
絶対に失いたくない、大切な人...
これからも俺のそばにいて欲しい、辛い事がないように、怖い思いなんてもう二度としないように俺が...俺がこの手でずっと守ってやりたい。
他の誰かになんて任せられない。俺が絆音のナイトになってずっと、これからもずっと絆音のそばに...
この感情は責任感からくるものなんかではない。もう晴臣が何と言おうと、俺自身の意志で彼女を守りたいと思っている。
これからも一緒に仕事をして同じ家に帰って、絆音が作るご飯を食べて一緒に映画をみて、欠伸をして眠そうにする絆音をベッドに寝かせて...そんな日々をこれからも過ごしたい。
今まで一緒に暮らした何気ない時間が、俺にとっては幸せだったんだ。
絆音の穏やかな笑顔を見ながら過ごす日常が...俺がずっと求めていた幸せなんだ。
それに気づいた時、自分の中にあったよく分からない感情たちもスッと腑に落ちた。
俺は...絆音が好きだったんだ
きっと、ずっと前から惹かれていた。自分でも気がつかないほど自然に...
そう思うと途端に愛おしさが込み上げ、絆音の頬を撫で軽く抱きしめていた。
もう一度笑顔が見たい、その声で名前を呼んでほしい、思い切り抱きしめたい...
決めた。俺がずっとそばにいて、絆音が元気になったらプロポーズしよう。
絆音、安心して早く目を覚ませ。
俺が一生そばにいて、身体や心に負った傷なんて忘れるほどに愛して幸せにしてやるから。
「俺は、絆音になんて謝ったら...」
「友人に裏切られた訳だもんな...」
「それに、ついこの間訳の分からないストーカーに追いかけられて怖い思いをしたばかりなんだよ...」
「だから翔の家に?」
「ああ、もうあんな危ない事にならないように、俺の側において目を離さないと決めていたのに...」
「...これからもお前がそばにいて、支えてやるしかないんじゃないのか?彼女のことを想っているなら、お前が寄り添ってやれば心の傷も少しは楽になるだろう?」
「俺に、そんな資格は...」
「彼女のことが大切なんだろ?」
「...え?」
「どっちにしても、翔が落ち込んでいても仕方ない。いつものお前なら、何かあってもすぐに立ち上がって前に進む策を考えるだろ?大丈夫、彼女は必ず目を覚ますし絶対歩けるようになるよ」
「...ふっ、医者が絶対とか言っていいのか?」
「ああ、今は医者じゃない。翔の親友として喋っているから」
「ふっ、そうか。サンキュー、柊哉」
「ただ一つ言える事は、命は有限だ。そしてそれがいつ尽きてしまうかは誰にも分からない。だから、後悔のないようにな?」
そう言い残して出て行った親友は、少しして戻ってきたかと思うとその手にはコンビニの袋を下げている。
「ほら、ちゃんと食べろよ。彼女が目覚めた時にお前が倒れてたら意味ないだろ?」
「...サンキュー、悪いな」
「あんまり顔色良くないよ。心配なのは分かるけど、ちゃんと食べて寝ろよ?」
「分かってる」
「じゃあ何かあったら連絡して」
柊哉の言う通り、俺が元気でいないと絆音に余計な心配をかけてしまうよな。
それに、親友のおかげでやっと前を見ようと思えた。
考え始めたら尽きないほどに後悔はたくさんある。でも今それを悔やんでいてもどうにもならないし、絆音の怪我が治るわけじゃない。
これからを考えよう。そして、これからは後悔のないように生きよう。
今までも守ってやりたいとは思っていたが、俺にとって絆音がどういう存在なのかがようやくわかった。
絶対に失いたくない、大切な人...
これからも俺のそばにいて欲しい、辛い事がないように、怖い思いなんてもう二度としないように俺が...俺がこの手でずっと守ってやりたい。
他の誰かになんて任せられない。俺が絆音のナイトになってずっと、これからもずっと絆音のそばに...
この感情は責任感からくるものなんかではない。もう晴臣が何と言おうと、俺自身の意志で彼女を守りたいと思っている。
これからも一緒に仕事をして同じ家に帰って、絆音が作るご飯を食べて一緒に映画をみて、欠伸をして眠そうにする絆音をベッドに寝かせて...そんな日々をこれからも過ごしたい。
今まで一緒に暮らした何気ない時間が、俺にとっては幸せだったんだ。
絆音の穏やかな笑顔を見ながら過ごす日常が...俺がずっと求めていた幸せなんだ。
それに気づいた時、自分の中にあったよく分からない感情たちもスッと腑に落ちた。
俺は...絆音が好きだったんだ
きっと、ずっと前から惹かれていた。自分でも気がつかないほど自然に...
そう思うと途端に愛おしさが込み上げ、絆音の頬を撫で軽く抱きしめていた。
もう一度笑顔が見たい、その声で名前を呼んでほしい、思い切り抱きしめたい...
決めた。俺がずっとそばにいて、絆音が元気になったらプロポーズしよう。
絆音、安心して早く目を覚ませ。
俺が一生そばにいて、身体や心に負った傷なんて忘れるほどに愛して幸せにしてやるから。