天才脳外科医〜この手で彼女を最高に幸せにしたい〜
☆翔平side☆



「ただいま」

『お帰りなさい。久しぶりね』

「あぁ。それで話は⁇」

『ご飯は食べて帰るでしょ?』

「いや、いい。話が済んだら帰るよ。」

『わかったわ。お父さん呼んでくるわね』

そう言って、院長である父を書斎へ呼びに行きリビングに集まった。

「それで話っていうのは?」

『あなたも30歳過ぎて結婚を考えたほうがいいと思ってね、製薬会社のご令嬢との縁談があって一度会ってほしいと思ってね。結婚となれば病院もさらなる発展ができると思うし。』

「病院の為に結婚っていつの時代だよ。俺は俺が決めた人と結婚する。」

『そんなこと言ったっていつになるのよ。』

「俺は今、一緒に暮らしてる人がいる。その人と結婚するつもりでいるから。」

そう言い捨てると、玄関に向かって歩いていった。
すると、さっきまで立っていた父に呼び止められた。

『まて』

「なんだよ。まだ何かあるのか?」

『私は、お前が誰と結婚しようがいいと思っている。』

そういうと、母が慌てた様子でいる。

『翔平の言うとおり、愛のない結婚なんてうまくいくわけないだろ。ただひとつだけ、医者という仕事に理解がある人を選べ。家を空けることだって多いだろう、そこに理解のない人だと妻は務まらないだろう。今度彼女を連れてきなさい。食事をしよう。』

「あぁ。」

うなずき、実家を出た。



☆☆☆





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