キミの隣は特別席

それから城田たちと別れて、適当に食べ物を買って帰った。




-帰り道-


「優一」

「ん?」

「お前があんなに人に興味持つなんて珍しいな…」


そういえば…そうかも…だってアイツ変わってるしな



「城田って俺と話す時喧嘩腰で面白いし、興味あるかな…」

言った後、後悔した。


樹がニヤニヤしながら俺を見ていた。

「もしかしてーマナちゃんに惚れた?」


はっ!?


「………ありえないな。」

「今の間なに?」

「…」


樹の質問を無視して、俺は住んでいるマンションの方に歩いた。

マンションの前に白色の高級車が止まっていた。


「優一あの車って…」


樹も気づいたか…









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