キミの隣は特別席

「何か用ですか?」

「会いに行ったら家にいないから…探しましてわ。
優輝お兄様に聞いても教えてくれませんし…心配しましたわ。」

そう言うと女は抱きついてきた。


やめろ!!俺に抱きつくな彼女でもないのに!


買い物袋を落としたらいけないと思い、樹に渡した。




「優一君がいなくなって寂しかった…」








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