キミの隣は特別席

コンテストがとうとう始まった。

まずは男子から…


「春沢くん緊張しないの?」

「あんまりしないな。人前に出るのなれてるから。」

「そうなんだ。」




「春沢くん!!次だよ!」

女子部員に呼ばれた。

めんどくさ…




体育館のステージに出ると女子たちの叫び声にも近い歓声。

「「春沢くーん!!」」


「春沢優一です。よろしく。」

営業スマイルを一応振りまく。


そのまま、終わるまでステージに出とかないといけない…

照明まぶしい…


歌を歌ったり、ギターを弾いたりそれぞれパフォーマンスをしている。


時間かかりそうだな…





あっ、マナだ…樹たちもいる


体育館の入り口に寄りかかるように立っている。


マナ怒ってないか…?







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