キミの隣は特別席

「あたしも私服なの?」

とマナに尋ねられた。

…そこまで知らねえ




その時、新聞部部長が体育館から出て来た。

「林さん!」

「あっ…春沢くん。何か?」

「彼女も明日私服で出るんですか?」

「勿論ですよ!楽しみにしてますから」

満面の笑みで行ってしまった。



「だってさ…マナ。」

「明日、どんなのを着る積もりなの?」

考えてないし…

「もしかして…考えてないの?!」

頷くしかなかった。マナは呆れた感じでため息をついた。




「ねぇ!今日優一の家で服決めない?」

と楽しそうな事を見つけたかのように言う雪音。

「マナちゃん!それがいいよ!おばさんたちには今日あたしの家に泊まるって連絡しなよ!」

と佐原。

また、勝手に何言っている!!

「許可出した覚えない!」

と怒鳴る。

「いいじゃない!優一の家広いし、あたしと樹も泊まるから!」

と雪音にせがまれた。





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