キミの隣は特別席

「いいよ。大事な弟のためだしさ!たまには帰ってこいよ!」


ブラコン兄貴…ころころ感情変えてんじゃねーよ!


適当に返事をして、電話を切った。




灘崎どうしようか…あいつムカツクからなぁ…




「あっ!マナちゃん起きた?」

「…保健室?」

「そうだよ。春沢君が運んでくれたんだよ。」

「えっ?!」


俺が運んだのがいけねーのか?なんでそんなに驚いてんだよ!


「頭冷やしとけよ?たんこぶ出来てるから。」

新しい氷を城田に渡した。


灘崎に電話しょうかな…イヤだけど



樹と保健室を出ようとしたとき、

「は、春沢ありがと」

城田は悔しそうななんともいえない顔をしてお礼を言ってくれた。


変な顔…やっぱり面白い



「どういたしまして。テストの日には元気になっとけよ?正々堂々勝負したいし」

「わかってるよ。絶対負けないから!」




保健室を出て、更衣室で制服に着替えた。


6時間目が始まるチャイムがなった。




.
< 28 / 342 >

この作品をシェア

pagetop