キミの隣は特別席

「マナ、何に乗りたい?」

何に乗ろう?

「なんでもいいよ」

遊園地のマップを広げ考えている優一を横目で見ている。


やっぱり、かっこいいな…

「ジェットコースターは?」

「えぇ!?最初から!」

「だめか?」

そんな目で見ないでよ!?

メガネかけてないし、服装も夏の旅行みたいにラフだしなんか…
素の優一ってかわいいし、かっこいい…

この姿を知ってるの、ごく一部の人なんだよね?

「マナ、何も言わないならジェットコースターに行くよ?」

「う、うん」




優一に手を引かれて、ジェットコースターの列へ

やった!!空いてる!

「苦手なものある?」

と優一に尋ねられた。

「特にはないかな。別に高所恐怖症でないし…」

「そうか。何か苦手なもんある?」

あたしの弱点が知りたいの?

「優一は?」

優一って弱点がなさそう…

「さぁ?」

応える気ないな…あたしもないけど



「次の方どうぞ」

あたしが先に乗り、その隣に優一が座った。

優一が列の方を見ている。

「どうしたの?」

「いや、なんでもないよ」


ジェットコースターがスタートした







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