キミの隣は特別席

やっぱり並んでる
ほとんどカップル…ってあたしたちもカップルの内だけど


「やっと来たか」

ゴンドラに乗りこんだ。


「早く天辺につかないかな?」

「ゆっくりだから無理だろ」

上に行くほど、きらきら光る夜景がきれいに見えてくる。

「きれ~!」

「マナ…」

「ん?」

外から向かいに座っている優一のほうを見た。
何も言わず優一はあたしの隣に座った。

「ちょっとバランス悪くなる!」

「黙ってろ」

「えっ?

 …んっ…」


突然、キスをされた…




とても甘く…



優しい……キス…






.



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