キミの隣は特別席

ギュッと優一の手を放さないよう握り締めた。

「手、離さないでよ?」

「わかってるって」


ときどき、優一のうわぁとか少し驚いている声を聞きながら歩いた。




「終わったよ。」

と言われ、目をゆっくり開けた。光が目に少し染みる。

「やっと…長かった…」



「マナは怖いのが苦手なんだ」

優一がたしの弱点を知ったことに嬉しそうにしてる

「ホラーが苦手なの!!」

「わかったから、次行こうか?」




それからいくつかの乗り物に乗り、プリクラ機があったので初めて優一と撮ってみた。

「もちょっと笑ってよね!」

「苦手なんだから仕方ないだろ?」

「プリクラが?」

「写真全般」

優一は写真が嫌いなんだ!覚えとかなきゃ!!





「もう5時過ぎか…門限とかある?」

優一に尋ねられた。

「優一に送ってもらうなら8時までならいいって」

「そうか。なら、もう少し遊べるか?」

「そうだね。まだ、観覧車乗ってない!?」

「じゃあいくか?」

「うん!!」

手を繋いで観覧車まで行った。







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