《連載中》波乱の黒騎士は我がまま聖女を甘く蕩かす〜やり直しの求愛は拒否します!
おまけに背中もまだ痛む。
ユフィリアは「ふわぁぁ〜っ」と力無くベッドにダイブした。
柔らかな枕にもふっと顔を埋めると、腹の虫がまた鳴った。
「催促したって、あと二時間は何《なん》にも食べられないわよ? 仕方ないじゃない……だって、《《通れなかった》》んだもん」
残り物を拝借しようと、こっそり食堂に向かっていた時だった。複数人の人影に驚いて、物陰に隠れた。
その時に見聞きした事を思い返してしまう。
──レオと、イザベラ。
イザベラと取り巻き聖女らに囲まれたレオヴァルトは不機嫌そうで。
すると、聖女たちが口々にユフィリアを貶《けな》しはじめた。
まぁそれは良い、日常茶飯事だ。
けれど《問題》は、そのあとに起こった。