恋の微熱に溺れて…
「私達、お互いにベタ惚れだね。今まではさ、恋愛している人達を見て、周りが見えなくなる恋愛なんて、良い大人なのに恥ずかしいなって思ってたんだけど。いざ自分の身になると、周りが見えなくなっちゃうんだなって思った。もう人のこと言えないよ…」

俺も今まで周りが見えなくなる恋愛なんて、大人として恥ずかしいと思っていた。
でも京香さんとお付き合いを始めて、こんなにも周りが見えなくなることを知った。
今までの恋愛が覆る…みたいな感覚で。同時に本当の意味で人を好きになったことがなかったのだと思い知らされた。

「そうですね。俺ももう人のこと言えないです。それぐらい京香さんに夢中で。これから先ももっと京香さんを好きになっていくんだろうなって思うと、更に京香さんしか見えなくなりそうです」

いつかお互いに嫌な部分も見えてくると思う。それでも俺は、京香さんを嫌いになることはない。どんな京香さんでも大好きだからである。
それぐらい、俺は京香さんに夢中になっているし、京香さんとの将来についても真剣に考えている。
これが京香さんにとって、重荷になってしまうのであれば、もう少しだけ感情を抑える。
でも今の俺にできることは、全力で俺の愛を京香さんに伝えることだ。
好きだからこそ、好きな人に想いを伝えて、愛されている実感を感じてほしい。
想いを伝えることは大切だ。だからこそ伝えられる時に伝えておきたいし、想いは言葉にしないと伝わらない。
俺は言葉にして伝えるということを大切にしている。これからも京香さんに想いを伝え続けたいと思っている。
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