学園最強の総長様は    私に話があるようで
エレベーターに乗ると、机が備え付けてあった。

なぜかと聞くと、書類を運ぶ時に便利だから、なんだそう。

あっという間に5階に着くと、廊下は短く、その突き当たりに生徒会室と書かれた大きい扉が目の前にあった。

大月先輩は慣れた手つきで生徒会室に入る。

コンコンッ

「どうぞ。」

「しつれーします。新しく生徒会に入るメンバーを連れてきました!!」

えぇ?!

まだ生徒会に入るって決めたわけじゃ…。

生徒会室の中にいたのは、もう1人の生徒会副会長の佐久間みのり先輩だった。

入学式の時に女性の生徒会メンバーが珍しい、と言ってみんなが見てたから…。

それに加えて超絶美人!

さらさらの黒髪と血色の良い肌がとっても綺麗。

「あら、こんにちは。その子の様子だと生徒会に入るのか、迷ってる気がするんだけど…。」

頬に手を当てて首をかしげている様子、かわいいっ!

「いえ、入ります!今決めました!佐久間先輩も活動しているんですよね?」

ふわりと笑った佐久間先輩。

「ええ、特別な仕事がないときはみんなここで仕事をしてる。佐久間先輩なんて、なんだか寂しいからみのりでいいよ。」

優しさまで完璧なんだぁ…。

私もいつか、こんな風になりたいなぁ。

「後の話は座ってからにしましょうか。」

「はいっ!みのり先輩!」
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