学園最強の総長様は    私に話があるようで
たこ焼きの中身は具を入れていたみのり先輩しか知らないけれど、多分大丈夫なはずだよね…?

1番上から取ったのは叶先輩。

パクっと口に入れて食べているけど、だんだん顔が歪んでくる。

 「…甘すぎ…。」

え、たこ焼きなのに甘いの?

 「ん〜、甘い系は何だったかな。チョコと飴と砂糖の塊をいれたっけ。」

みのり先輩が首をかしげながらぞっとする発言をした。

 「ロシアンたこ焼き!面白そうでしょ?」

 「ま、まあ確かに面白いかもしれませんが他には何を入れたんですか?」

た、食べるとしたら何が入ってるか知ってた方がいいよね。

 「そうねー、キムチとかチーズとか、お餅とかかな?辛すぎるものは私が好きじゃないから入れてないんだけどねー。」

あ、甘いもの以外はなんだか美味しそう。

安心してたこ焼きを食べてみる。

パクっ…

 「チョコ…?」

美味しくないと思ってたけど、ソースをかけなかったら意外と美味しいかも。

…それからはハズレの数が減ってきたからか小鳥遊先輩とみのり先輩もたこ焼きを食べ始めた。

小鳥遊先輩がたまにちょっとだけ顔をしかめているのが面白い。

楽しく雑談しながらたこ焼きを食べていると、あっという間に時間が過ぎていった。

 「もう11時過ぎだな。早く帰ったほうが…。」

小鳥遊先輩が時間を気にし始めた。

叶先輩はというと、

 「え〜?ここまできたら泊まっちゃおうよ!10時以降寮を出るのって禁止だし。」

それもそうか、と呟いた小鳥遊先輩によって今日はお泊まり会に決定した。
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