Nightmare of Light.




ゆうみは次から次に足止めをされて、本人はとても退屈そう…。


なかには本物の社長令嬢だろう女性もいたから、私は正直、そういうものを見ているほうが辛くて。

すごく苦しいから、外の空気を吸いたいなんて理由をつけて逃げたようなもの。



(広すぎるよ……)



もちろんホールは広いし、お手洗いに行くのだって一苦労。

何人が集まっているのか検討もつかないくらいのパーティーなど、この人生で経験する日がくるとも思っていなかった。


メインホールを出ただけで脱力感。


ここは都内でも一級地にあるランドマークホテル。

今日はもちろん貸し切りで、宿泊していくお偉いさんがほとんどだという。



「ニコちゃ~ん!!」


「よかった会えた~!」


「そのドレスすっごくいい感じ!あたしたちニコちゃんをずっと探してたんだ~」



え……?

強めに背後から肩が叩かれて、振り返ってみると。



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