Nightmare of Light.




「リンカ、ちゃん…?ひめの…ちゃ、……セイちゃん……」



どうして3人がこの場所に…?



【あたしたちもほら、お父さんの娘として招待されたの!】


【でも人いっぱい居たから、なかなかニコちゃんを見つけられなくて!】


「……そう、」


「うん!!」



………おかしい。

こんなこと本人たちの前では言えないが、彼女たちの親が持つ企業は雲雀会からすれば中堅以下といったところ。


切り捨ててもとくに問題はないが、居たら居たで利益は多少たりともある。


だから残しているだけ───と、すこし前に矢野さんから得ていた知識だった。



「ニコちゃん?どうかしたの?」


「……びっくり、した」


「あははっ、そうだよね~!学校以外でこんなふうに会ったのって初めてだもんね!」



今日のパーティーは上流企業のお偉いさんだけを集めているため、ここに3人がいることはシンプルにおかしいんだ。

もし社長令嬢を招待していたとしても、それは本当にお世話になっているところの娘さんで、数えても数人ほどだったはず。



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