ソウルメイト~男女の親友ってあるの?
これは、瀬那の気持ちを図るための奈緒の嘘だった。

瀬那は突然のことに驚き、困惑した顔で奈緒の顔を見た。





瀬那は目をそらす―

「よかったじゃん、旦那とうまくいってるみたいで・・・」

瀬那は

“引っかかる言い方”をした。

「うん。よかった。
瀬那・・・、私、前に言ったわよね。子供欲しいって。それが夢だって。」

「あのよお、お前・・・」

「ん?」

「おまえに赤ちゃん出来たことは嬉しいけど・・・」

瀬那は奈緒に裏切られたような気がしていた。

それはいつしか奈緒が味わったことでもあった。

瀬那は明らかに不機嫌になる。

「何、怒ってんのよ。あたしが旦那と上手くいってるのが嫌なの?」

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