【短編】眠り姫に口付けを。




「──…っ!」


バチッと瞬間的に開かれた僕の目。




…また、この夢。




たまによく見る夢。


いつも僕が名前を言おうとすると、

視界は雪景色のように白く。



消えてしまう。




背中にべっとりと付いた汗に少し気分が下がる。



これは良い夢とも、


悪い夢とも言えない。



だからこそ分からなかった。


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