❁live your life❁
❁海月side❁
珠希が帰って1週間が過ぎた
一足先に帰った珠希に想いを馳せらせていると、病室の扉が開いた
そこから顔を出したのは、少し疲れ顔の父親と今にも泣きそうな母親の姿だった
「父さん…」
父を見ると言いたかった事が伝わったのか少し微笑み頷いた
「心配ないよ。ちゃんと理解してくれてるから」
「海月ッ、怪我は大丈夫なの!?」
あの日以来、俺の心配をするなんて初めてだ
母親は俺の名前を口にする時は、いつも咎めてばっかりだったのに
そんな母親は、今 俺の心配をしている
一足先に帰った珠希に想いを馳せらせていると、病室の扉が開いた
そこから顔を出したのは、少し疲れ顔の父親と今にも泣きそうな母親の姿だった
「父さん…」
父を見ると言いたかった事が伝わったのか少し微笑み頷いた
「心配ないよ。ちゃんと理解してくれてるから」
「海月ッ、怪我は大丈夫なの!?」
あの日以来、俺の心配をするなんて初めてだ
母親は俺の名前を口にする時は、いつも咎めてばっかりだったのに
そんな母親は、今 俺の心配をしている