ご先祖様の力を借りて。
挨拶をすると、二人は近くのソファに座った。

二人はそのまま今日のお仕事について話し出したす。


『今日から忙しくなるのよね……もっと強い人と変わった方がいいかしら?』

『そうですね……私も変わった方がいいでしょうか』

「えっと、それは全員で決めた方がいいと思います」


私は自分の意見を言う。

二人はなるほどと言う表情になり、立ち上がる。


『そうね、全員集まってから決めましょう』

『私は全員を起こしてきますね』


守羽様はそう言って、寝室に戻る。

円力華様はそれを見送ると、こちらを見て『いい意見をありがとうね』と、お礼を言った。

……別に、お礼を言われるほどのことを言ったわけでもないのに……少し照れる。

そのまま少し待っていると、守羽様が眠たそうな三人を連れて寝室から出てきた。


『ふぁ……こんな朝早くからなにぃ?』

『もうちょっと、寝てたかった』

『まだ眠いよー!』
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