募る想いは果てしなく
◇ ◇ ◇
「は? 不倫してたってこと?」
「違う。いや違わないけど。私はあの人が結婚してたなんて知らなかったの!」
「知らなかったとしても不倫は不倫だろ」
「そうだけど!」
ビール缶を叩きつけるようにテーブルに置く。
悔しいけど早坂の言うことはもっともだ。
それでも納得はできない。
一旦気を落ち着かせてから、重い口を開く。
「……ずっと付き合ってた人が、まさか妻子持ちだなんて思わなかったし」
「4年も続いてたんだろ? 会える日も時間も限られてたなら、少しは疑問に思わないか?」
「忙しいんだろうな、くらいにしか思ってなかった」
「そこは疑えよ。男なら仕事も恋人も両立させるべきだろ」
「さすがモテる男は言うことが違うね」
「茶化すな」
早坂の態度は素っ気ない。
呆れ顔でビールに口をつけ、それでも私の愚痴に耳を傾けてくれる。
「は? 不倫してたってこと?」
「違う。いや違わないけど。私はあの人が結婚してたなんて知らなかったの!」
「知らなかったとしても不倫は不倫だろ」
「そうだけど!」
ビール缶を叩きつけるようにテーブルに置く。
悔しいけど早坂の言うことはもっともだ。
それでも納得はできない。
一旦気を落ち着かせてから、重い口を開く。
「……ずっと付き合ってた人が、まさか妻子持ちだなんて思わなかったし」
「4年も続いてたんだろ? 会える日も時間も限られてたなら、少しは疑問に思わないか?」
「忙しいんだろうな、くらいにしか思ってなかった」
「そこは疑えよ。男なら仕事も恋人も両立させるべきだろ」
「さすがモテる男は言うことが違うね」
「茶化すな」
早坂の態度は素っ気ない。
呆れ顔でビールに口をつけ、それでも私の愚痴に耳を傾けてくれる。