少女と過保護ーズ!!続
話を聞こう‼

あたしの意気込みに、皆、席につく。


「お前、覚えてるか?」

「ん?」


何を??

あたしの真ん前に座った竜希さんが聞いてくる。


「2か月前、お前に絡んだ、バカ二人がいただろ?」


あたしに絡んだ、バカ二人……??

2か月前……??

チラッ……。


「おい、ごるぁっ、チビ助、なんでこっちを見る」

「……チビネ??」


バカ二人……絡んできた……

で、つい見たのは、桂と蓮くん。

ほぼ間違えてないよね‼


しかし、この二人じゃないことだけは確かだ。


「ほら、ハイネ……あのゴム紐事件だよ」


ゴム紐事件っっ‼

って、アレか‼??

あのっっ‼

あたしは咄嗟に自分の前歯を押さえた。

2か月前、首にかけるチェーンをゴムに付け替えた所、あたしは危うく前歯を折りかけた。


あの時っ‼

桂があたしの前歯を折りかけた時のことかっ‼

痛かったなぁ……


何があったっけ??


「ハイネ……??」


八雲さんが驚愕してる。

ヤバい、ヤバい、ヤバい‼


必死で思い出す。

バカ二人……

絡んできた……

"シャーウッド"……


ピーーーーーンッッ‼


「思い出した‼アゴヒゲと長髪だっ‼」


2か月くらい前、柄の悪い二人組が"シャーウッド"に来た。

ココは"黒豹"の溜まり場か……と。

それで、言ったんだ。


『とある事件のことで警察は"黒豹"に話を聞きたいんだと』

『場合によっゃあ捕まるかもな』って。


その二人組。

花音さんと健さんに警察に連れて行かれた、とは聞いていたけど。

アレ以来、来ることもなかったんだけど。


「まさか……」

「そのまさかだ」


真剣な表情で頷く竜希さん。


ボッキィッッ‼‼‼‼


ん‼‼??

横から物凄い音が……


ソロリと皆でそっちを見れば…………いたよね。

いたよね‼

般若がいたよね‼

般若が割り箸を片手で、まっぷたつにしてた。


「おちっっおち……おちゅけーーーーーーっっ八雲さん‼」

「お前だ。お前が落ち着け」


桂がお茶を差し出してくれたから、一気に飲む。


「俺はあん時ソイツらの姿を見ていないが、何度も何度もハイネを傷つけやがって…………見つけたらブッ殺す」


般若のまま、八雲さんが呟く。


‼??

本気だぁぁぁぁぁぁぁ‼
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