少女と過保護ーズ!!続
「おはよーーっ‼」

「おー‼おはよう、チビ姫‼」

「良く眠れたかー?」

「寝癖すげぇぞ!?スーパーチビ姫か!?」


スーパーチビ姫‼??

何ソレ、強そう‼


台所に行く前に、フロアーの方に顔を出せば、八雲さんと皆がもう席に座ってて挨拶を返してくれる。

これもいつもの朝。

なんだけど……


「ねぇ、桂。何してんの?」


こんなとこで何してんの?


「うっせぇ……。俺は今、生きる屍……ぐぇぇぇっ‼??」


桂が床に寝転がってた。

絶妙に邪魔な位置で寝転がってた。

何故か、後頭部にデッカイたん瘤を3つも拵えて。

理由を聞いても答えないから、あたしは桂をお尻を踏みつけて台所へ。


だって、本当に絶妙に邪魔なんだもん‼

踏まれた桂は一度仰け反り……


「こんの豚足」


悪口をぶちかましてきた。


「豚足‼??」


豚足だとーー‼??

ちさま、言ってはならない……


「あ"??」


ガタン……


「「………………」」

「「「あわわわわわわわわわ‼」」」


ゆっくり、ゆっくり、鬼神……もとい八雲さんが立ち上がった。

その場にいた誰もが震え上がる。

もちろん、あたしも桂も例外ではない。


「誰の可愛い彼女を豚足だなんと貶してんだ、桂……あ"あ"?」


八雲さん‼

あたしのためにっ‼


てへーーーー。


「どぅああああ‼??桂さん‼俺をっ俺を盾にするのは止めてっっ、いやぁぁぁぁぁぁぁ‼」


喜んでたら、女の子みたいな甲高い悲鳴が上がった。

ポチぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっ‼(命名竜希さん)

垂れたお目目が真ん丸で犬みたい可愛いのだ。

そんなポチを桂が盾にしてジリジリと後退してる。


こんのアホ桂。


八雲さんから逃げるのなんて無理だろ。

女の子に向かって、豚足なんて言う奴は地獄に落ちろい‼


ポチには悪いが……

ポチには悪いがっっ‼


「後は任せろ」と言う八雲さんに頭を撫でられ、あたしは頷いてその場を後にした。


「「ぎゃああああっっ‼‼‼」」


ポチと桂の断末魔。


ああああ‼

ポチ、すまない‼
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