少女と過保護ーズ!!続
断った……?

え……でも……?

キョトンと凛さんを見ると、ニッコリと笑われる。


うっっ??


「学校へ行かせるってのに賛成しただけ」


頭に??をいっぱい浮かべてたら海斗さんが答えてくれた。


「言ったでしょ?ハイネバカなんだもの。学校には行ってもらわないと」

「ぐぅっっ」


またっ‼

また言われた‼


「竜希に蓮なんて学校に行っててアレなのよ!?」


ショックを受けてれば、まさかの飛び火にディスり‼


竜希さん‼

蓮くん‼


ごめん‼

何も弁解出来ないよーーーーー‼

だってあたし達、3馬鹿だもんねーーーーーー‼


「「へーーーーーーーーーっっくしょいっ‼」」

「だっ!?ちょっっ竜くん‼唾飛んだっっ!」

「蓮……お前……人の顔に向けてクシャミするか、普通……」






「学校へ行ってないハイネはどれだけなの‼??」


え"‼??

どれだけって何‼??

どれだけってどういうこと‼??


学校行ってなくても、3馬鹿でも、竜希さんよりはマシだと思う‼


「へーーーーーーーーーっっくしょいっ‼‼……風邪か?」

「いや、バカは風邪引かない」

「麻也‼??」




「って、本当にバカが一番の理由なんだけど」

「凛さぁぁぁぁぁぁん」


もうないわ。

HPもうゼロだわ。

海斗さんに頭を撫でられる。

が、何故に満面の笑み?

八雲さんは口を挟むことなく黙って話を聞いてくれてる。


でも知ってるよ?

さっき、笑ってましたよね?

どれだけなの‼??


って、とこで危うく噴き出しそうになってましたよね?


ぐぬぬぬぬぬぬ。


「これから先、嫌だと思っても働かなきゃならない、必ず。でも高校生活はたった一回きりの今だけしか出来ないことだから、僕達はハイネにたくさん学んでたくさん友達を作って、学校行事をおもいっきり楽しんで、たくさんたくさん笑って欲しいんだ」

「っっっ‼」


二人がそこまで考えてくれてることに、とっさに言葉が出なくて、その代わりに二人の手をキツく握りしめた。


するとすぐに優しく握り返される。


「でも……」


学費……


「あんたはそんな心配しなくていいの」

「子供は親に甘えなさい。この話をしたらユッキーも喜んで、自分が学費を出すって言い出してるし」

「雪代は最初から学校へ行かせたがってたもんね」

「ケントなんて、すぐに理事長にお願いしに行ったし」

「健も花音ももちろん賛成で、自分達も学費を出すって」

「っっ」


「「ハイネ」」


海斗さんと凛さんに呼ばれる。


「学校…………行きたいです」


思ったまま、ようやく口に出たあたしの本心に、海斗さんに凛さんそして八雲さんがそれは嬉しそうに笑ってくれたーーーーーーーー。
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