謎のイケメンニートが「オレに任せろ」とか言ってくるんですが、大丈夫でしょうか?
「でももう我慢しなくていいんだよな。翠はもう、全部オレのものだから。そうだろ?」
独占欲も露わな宣言が嬉しい。
あたしも大概おかしくなってるのかも……と夢見心地で頷けば、喉の奥でキョウが低く笑う。
そして首からデコルテへと熱い口づけを降らせつつ、あたしの身体へ再びその手を這わせていく。
「翠……ずっとこうしたかった」
「キョ、ウ……っ」
ドレス越しに片方の胸の頂を潰され、摘ままれ、そのもどかしい刺激が指先まで伝わって、理性をぐずぐずと突き崩す。
もう片方の手は、鳩尾から腰へ、足へ、と降りて行き――
やがてドレスの裾がまくられて、太ももに彼の手が触れた。
よりリアルに感じた彼の体温に、ビクッと全身が反応してしまう。
そのままずるずるとドレスごと指が上へ……
「っま、待って。ドレス、皺になっちゃうから」
くしゃくしゃになった裾が視界に入り、かろうじてその腕を掴んだ。
ネックレスやピアスも外さないと、失くしたら大変だし……と思ったのに。
その申し出は「へぇ」と不穏な微笑みに一蹴された。
「……そんなこと考える余裕、まだあるんだな」
言葉と同時に容赦なく裾をまくり上げられてしまい、ドレスは皺くちゃ。
「え、キョウ! っ……」
「何も考えられなくしてやるよ」
昏い声で宣言した彼の手が足の間、内股の感じやすい部分を撫で上げる。
そのまま下着をおろされ、指がナカへ――
「ひ、っ……ぁ」
ひくっと呼吸が飛び、膝が震え出して身体がぐらりと傾いた。
後ろにドアがあってよかった。
さもなきゃ、絶対倒れてた。
「最初に言っとく。今夜はオレがしたいこと、全部するって決めてるから」
「し、したい、ことっ……?」
決めてる、って何?
はくはくと浅い呼吸を繰り返しながら、聞き返そうとして。
ぼんやりと、あたしの前に膝をつく彼を視界の端に捉えた――……次の瞬間。
「ひっ……!」
全身を強すぎる刺激が突き抜けた。
足の間へ、濡れた柔らかな感触を感じたからだ。
「やっ、だめだめっ、……どこ、舐っ……」