謎のイケメンニートが「オレに任せろ」とか言ってくるんですが、大丈夫でしょうか?
ドレスの中にすっぽりと隠れてしまった彼が何をしているのか、直接見ることは叶わないまでも、感覚で何が起こっているのかはわかる。
まさかそんなことをされるとは思ってもみなくて、驚きや羞恥を通り越してパニックになる。
「ほんとだめって……お願い、離れっ……」
いやいやと首を振って彼を剥がそうとするけれど、がっしりと腰を掴まれている上に凄まじい快感のせいでちっとも力が入らない。
「はぁ、めちゃくちゃ可愛い……翠のココ、もうとろっとろ……」
「そこで、しゃべらなっ、いでっ」
「早くオレが欲しいって言ってる。ほら、もっと聞いとこうか?」
静かな室内に響く卑猥すぎる水音が、羞恥心をこれでもかと煽る。
「なん、っで、こんな、……いじわるっ……」
膨らんだドレスの中で、彼が笑う気配がした。
「意地悪じゃないさ。もっと翠を可愛がりたいだけ。気持ちよくなってる翠の声を聞きたいし、蕩けた翠の顔を見たい。もっともっと……ほら、感じて」
指と舌の動きがさらに激しくなり、攻め立てられ、追い詰められたあたしはもう立っているのもやっと。呼吸すら危うくなってしまう。
それからどれくらい、その甘い責め苦に耐えただろう。
「……翠、愛してる」
溺死一歩手前みたいな荒い呼吸を繰り返すあたしの曖昧な視界に、いつの間にか彼が立ちふさがっていた。
そして、あたしをドアに押し付けるように立たせると、愛おしげに見下ろしながら、けれど容赦なく一息に自身を突き入れる。
「あ、ぅっ」
久しぶりに感じる圧迫感に、頭がくらくらする。
ぴたりと重なり合った全身で彼の熱量を感じて、痺れるような刺激が駆け抜けていく。
「はぁ……最高……」
キョウも、同じ気持ちでいてくれるのかな。
唸るようなそのつぶやきに頬を緩めたところで、ごく穏やかな律動を感じた。
それは次第に勢いを増していって――
「きゃぁ、んっ……ぁああっ……」
あたしは瞬く間に、快楽の沼へと引きずり込まれていくのだった。