せっかくの婚約ですが、王太子様には想い人がいらっしゃるそうなので身を引きます。
これから起こることは、決して望ましいことではないのだろう。それは当たり前だ。誰だって、怒られたくはない。
しかし彼は、既に覚悟を決めている。もう迷いなどはないだろう。
それは私も同じだ。王妃として、彼の隣に並び立てる。そういう人にならなければならない。
「私も、王妃様から色々と教えてもらう必要はありますね」
「言っておくが、母上も厳しい人だぞ?」
「それは怖いですね」
「まあ、いざとなったら、お互いに傷を舐め合うとしよう」
「ふふ、そうしましょうか」
私とイルドラ殿下は、そこで笑い合った。
こうやって和やかな時間を過ごせることが、なんだか幸せだ。その幸せとは、一体どういうものなのだろうか。
しかし彼は、既に覚悟を決めている。もう迷いなどはないだろう。
それは私も同じだ。王妃として、彼の隣に並び立てる。そういう人にならなければならない。
「私も、王妃様から色々と教えてもらう必要はありますね」
「言っておくが、母上も厳しい人だぞ?」
「それは怖いですね」
「まあ、いざとなったら、お互いに傷を舐め合うとしよう」
「ふふ、そうしましょうか」
私とイルドラ殿下は、そこで笑い合った。
こうやって和やかな時間を過ごせることが、なんだか幸せだ。その幸せとは、一体どういうものなのだろうか。