繰り返し何度も私を殺すその人が何度死に戻っても好きな件
 どうして今の彼が騎士なのかの理由はわからないが、庭師のテオドルと同じ私を憂う赤い瞳が揺れている。

「ごめ、……なさ」

 ごめんなさい。私のその謝罪は、今度こそ彼に届いただろうか。

(あぁ、私はまた彼を泣かせてしまったのね――)

 そこまで考え、私の意識はプツリと途絶えたのだった。
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