転生先は悪妻~旦那様はお呼びじゃないの~
 初めて口にした旦那様の名前。だってもう、彼は旦那様ではなくなるのだから、いい加減、名前で呼んであげないとね。
 私の隣にいる、オリヴァーに申し訳ない。これからは、彼が私の旦那様だ。

「大丈夫。俺がそうしないから」
「ふふふっ。ありがとう。オリヴァー。いえ、旦那様」
「エミリア!」

 まだちゃんと好きだとは言えないけれど、それだけで喜んでくれるオリヴァーが可愛く見えた。
< 26 / 26 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:20

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

召喚された司書の相談所〜偽装結婚ですが旦那様にひたすら尽くされています〜

総文字数/106,789

ファンタジー215ページ

第6回ベリーズカフェファンタジー小説大賞エントリー中
表紙を見る 表紙を閉じる
顔が綺麗なヒーローに尽くされるお話です。 リアルに疲れた、甘やかされたい。そんな願望を盛り込んでいます。 ☆;.+*:゚+。.☆;.+*:゚+。.☆;.+*:゚+。.☆ アゼリア・ハウエル(23歳)本名:反田 梓葉(はんだ あずは)×グリフィス・ハウエル(25歳) ☆;.+*:゚+。.☆;.+*:゚+。.☆;.+*:゚+。.☆
表紙を見る 表紙を閉じる
私の占いは人を不幸にするものではなく、幸せになるための背中を押すものなんです! *:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀ リュシアナ・アルフェリオン第二王女(18歳)×カイル・ヴァレンティア伯爵令息(21歳) *:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀ *:・゚*.+ *:・゚*.+ ❀
使えないと言われ続けた悪役令嬢のその後

総文字数/10,941

ファンタジー18ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
アベリア・ハイドフェルド公爵令嬢は「使えない」悪役令嬢である。 乙女ゲームの悪役令嬢に転生したのに、最低限の義務である、王子の婚約者にすらなれなったほどの。 だから簡単に、ヒロインは王子の婚約者の座を得る。 それを見た父、ハイドフェルド公爵は怒り心頭でアベリアを修道院へ行くように命じる。 王子の婚約者にもなれず、断罪やざまぁもされていないのに、修道院!? けれど、そこには……。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop