あなたと運命の番になる
「副社長!!お疲れ様でーす!」
ノックをして明るい声色で入ってきたのは瞬だ。
「まだ副社長じゃない。」
和真は怪訝な顔をする。こいつからかってるなと思う。
今日は工場長の集まる会議のため、本社まで来ていた。
「兄ちゃん、日に焼けたなー。」
仕事モードじゃなく、瞬は話してくる。久しぶりの兄弟の再会だ。
「あー、向こうはやっぱり暑かったわ。あっこれお土産笑」
そう言って和真はかわいい象の絵の着いたTシャツを渡す。
「えっこれ!?部屋着にしかならんわー」
瞬は少し残念そうにする。元々お土産なんて期待していなかったし、和真がふざけて買ってきたのは分かるが、これならレトルトカレーとかの方が良かったなと思う。
「工場の業績上がってるみたいだな!上手くいってるか?」
Tシャツを眺める瞬に聞く。
「あー、ようやく軌道に乗ってきたかな。まだまだ改善すべきところはあるけど笑」
「そうかーー」
「蘭ちゃんも頑張って働いてくれてるよ!」
「えっお前、蘭ちゃんって呼んでんの!!」
瞬の突然の蘭ちゃん呼びに驚く。瞬は元々人付き合いがうまい。蘭の懐にも上手く入っているのが想像出来る。
柄にもなく嫉妬してしまう。
「うちの職場の人の多くが蘭ちゃんって呼んでるよ!みんなに好かれてるよ。ゆっくりしてたら取られちゃうよー笑」
瞬がニヤッとしながら言う。
「兄ちゃん、あれから連絡取れてないんだろ?いつ蘭ちゃんと会うつもりなの?」
「明日会いに行く。工場のみんなにも挨拶したいし。」
「蘭ちゃんびっくりするだろうから、お手柔らかにな笑」
和真は弟の自分が見てもかっこいいと思う。インドから帰って、さらに色気が増したように感じる。和真は昔からモテていた。ただ、1人の女性に執着しているのは初めてだ。蘭のことは一緒に働いてみてかわいらしい人だと思う。しかし和真の歴代の彼女に比べれば地味な印象だ。和真にここまで会いたいと思わせる魅力があるかと言えばよく分からない。番の結び付きはやはり濃いものなのだろうか。
蘭に軽く和真の話をしたことがあるが、全く話が続かなかった。連絡しないことといい、蘭が和真を避けているように思う。
明日上手くいくだろうか?
不安は感じるもなるようにしかならないかなんて思う。
「またあしたー。振られたら慰めてやるよ!」
瞬はそう言って部屋を出た。
ノックをして明るい声色で入ってきたのは瞬だ。
「まだ副社長じゃない。」
和真は怪訝な顔をする。こいつからかってるなと思う。
今日は工場長の集まる会議のため、本社まで来ていた。
「兄ちゃん、日に焼けたなー。」
仕事モードじゃなく、瞬は話してくる。久しぶりの兄弟の再会だ。
「あー、向こうはやっぱり暑かったわ。あっこれお土産笑」
そう言って和真はかわいい象の絵の着いたTシャツを渡す。
「えっこれ!?部屋着にしかならんわー」
瞬は少し残念そうにする。元々お土産なんて期待していなかったし、和真がふざけて買ってきたのは分かるが、これならレトルトカレーとかの方が良かったなと思う。
「工場の業績上がってるみたいだな!上手くいってるか?」
Tシャツを眺める瞬に聞く。
「あー、ようやく軌道に乗ってきたかな。まだまだ改善すべきところはあるけど笑」
「そうかーー」
「蘭ちゃんも頑張って働いてくれてるよ!」
「えっお前、蘭ちゃんって呼んでんの!!」
瞬の突然の蘭ちゃん呼びに驚く。瞬は元々人付き合いがうまい。蘭の懐にも上手く入っているのが想像出来る。
柄にもなく嫉妬してしまう。
「うちの職場の人の多くが蘭ちゃんって呼んでるよ!みんなに好かれてるよ。ゆっくりしてたら取られちゃうよー笑」
瞬がニヤッとしながら言う。
「兄ちゃん、あれから連絡取れてないんだろ?いつ蘭ちゃんと会うつもりなの?」
「明日会いに行く。工場のみんなにも挨拶したいし。」
「蘭ちゃんびっくりするだろうから、お手柔らかにな笑」
和真は弟の自分が見てもかっこいいと思う。インドから帰って、さらに色気が増したように感じる。和真は昔からモテていた。ただ、1人の女性に執着しているのは初めてだ。蘭のことは一緒に働いてみてかわいらしい人だと思う。しかし和真の歴代の彼女に比べれば地味な印象だ。和真にここまで会いたいと思わせる魅力があるかと言えばよく分からない。番の結び付きはやはり濃いものなのだろうか。
蘭に軽く和真の話をしたことがあるが、全く話が続かなかった。連絡しないことといい、蘭が和真を避けているように思う。
明日上手くいくだろうか?
不安は感じるもなるようにしかならないかなんて思う。
「またあしたー。振られたら慰めてやるよ!」
瞬はそう言って部屋を出た。