あなたと運命の番になる
翌日、和真は仕事を終えて、15時頃工場に向かう。
瞬と昨日は軽く話しただけなので、今日は打ち合わせもするつもりだ。

久しぶりに胸の高鳴りを感じる。
恋するとはこういうことか。
ただ、連絡は全く来ないし、上手くいくかは分からない。なんせ1年半ぶりだし、そもそも山城和真として蘭と会うのは初めてだ。
元々2年以上かかる予定だった仕事をここまで早くまとめあげたのは、蘭に会いたかったためだ。寝る間もおしんで仕事に取り組んでいたが、蘭を忘れた日など1日もない。
彼女がどういう反応をしようと必ず手に入れる。振り向かせる。どこから湧くのかわからない強い自信を持って、工場に入った。
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