ストーカー三昧・浪曲、小話、落語
人は何の為に生きるか(2)
なぜおかしくなるかと云うと、そのう何と申しますか、わたくしのような貧乏人というものは偏見と差別に充ちて理不尽な世の中に、また財・権力者らの横暴(例えば私で云えば、睡眠さえ奪い満足に仕事にも就けさせない…等のことです)に抗って、色々と奮闘努力する分けですが、しかし遂には刀折れ、矢尽きて自暴自棄となり、最後は〝おかしくなってしまう〟という分けですね。あの、失礼ですがよく巷に居られますよね、やつれた風体をして「✕〇✕△✕□✕…」とか「△✕〇✕□✕△✕~!」とか、分けのわからないことをつぶやいたり叫んだりして居られる方が。見るに忍びなく、実に気の毒な方々なのですが、しかしこういう人たちは謂わば私なのであり、実は私も内心で彼らと同じことをつぶやいたり叫んだりしている次第なんです。ただ表で、巷でやらかすには未だ至っていないだけの話ですね…え?何ですって?今ここでやってるって?…俺たち客の前でやらかしているじゃねえか、ですって?…そりゃあまあ、ああた、お客さん。そう云われちゃっちゃあ、身も蓋もないですよ。今やっているのはこれは謂わば方便です。話を最終段、大円団に導く為の…え?何?大円団が長過ぎるう?…(空咳)そうかなあ…ま、確かにこれは文体講談で、主催者「ベリカフェ」さんのご厚意で、いくら掲載料が掛からないからと云っても…ちとやり過ぎましたかねえ。ま、ま、わかりました。も、もうすぐです。もう幾許もなく最終段、大円団へともってまいります(…行くかなあ?)。今しばらくのご辛抱を…(小声で)ま、寝てもいいですけどね。眠りを誘うBGМ講談とお思いになって…(観客笑う)。
えー、で、要はこういった見っともない言動を人様の前でやらかすようになってしまったら、これはもう仕舞いですね。格差の世の中に完全に負けてしまった姿です。
えー、で、要はこういった見っともない言動を人様の前でやらかすようになってしまったら、これはもう仕舞いですね。格差の世の中に完全に負けてしまった姿です。