クラスのマドンナに告られた
「……ここか」
そこは山の上だった。ここならあまり見つからないだろうという考えか。だけど、現代社会において、その考えは安直すぎないか?
そして木々の間からこっそりと除く、すると、縄で縛られている未来がいた。
(許せねえ)
そして俺は警察に通報したのち、未来を助けようと、飛び出していった。
「未来を離せええ! 達弘おおお!!」
「は⁉ お前に何ができる。ヒーロー気取りかよ! 逃げることしかできないようなやつが、どうやったら俺に勝てるというんだ」
「確かに俺は勝てないかもしれないが、でも、未来をこのままいじめさせるわけには行かない!!」
「翔太君!!」
そして俺は殴りかかりに行く。それを手で受け止められ、地面に叩きつけられる。
「勝てるわけがないだろ! ふざけるなよてめえ、せっかくの今からのお楽しみタイムが台無しじゃねえか。どうしてくれるんだ!!」
「ぐう」
そして数発殴られる。痛い。
「ほらほらほらほらああ」
やばい痛すぎる。これで勝とうなんて無理があったのか?
「でも、お前は許せない」
そう言って、俺は無理やり手を前に伸ばす。これが当たってくれたらいいのだが。だが、それはあっさりと避けられ、更なる追撃を受ける。
「いったいなああああああ!!」
俺はそう叫ぶ。だが状況は変わらない。
俺は弱い。筋トレとかでもしておけば良かったと後悔してる。だけど、今俺が負けたらどうなる。未来の未来は最悪だ。少なくとも精神的ストレスを負うことになる。
「だめだ」
漫画みたいな覚醒はない。だけど、
「未来が傷つけられるのはダメだ!」
警察が来れば俺の方なのだ。それまで未来を守り抜けば!
「うおおおおおお!!」
なゆとか、押し潰そうとする彼の力に俺のだせる全力をぶつける。
くそ、警察はまだなのか! まだ来ないのか!
このままだと押し負けてしまう。
間に合え間に合え間に合え間に合え!!!
そんな時、パトカーのサイレンが聞こえた。
「警察!?」
達弘たちはそう叫び、逃走を図る。