青いベンチ
なんか優しいと思ったらこれか…

「食えない…」

「りおが食べてあげよう!」

と言って食べるが、

「辛っ!」

「辛いっていったじゃん!」

「だってさ、さすがにここまではさぁ…」


そう笑うりおがとても可愛い気がした。

「にしても辛いから、玲菜達にあげね?」

「かお君ナイスアイディア!じゃあ取っとこう!」

そう言ったとき、

「薫、りお!」

俊と翼が遠くにいた。

「りお、お前涙の跡拭けよ!さっきから気になる。」

そう言って俺はさっき買ったタオルを渡した。

「ありがとう。」

りおがふいてると、

俊と翼がきたけど、玲菜がいなかった。

「玲菜は?」

「彼氏さんといるよ。」

「玲菜彼氏いたの?」

「あれ?かお君達知らなかった?玲菜いるよ。」

俊がなぜかりおに凄い目線をおくった気がした。

「ってかタコ焼きちょうだい!」

翼が言った。俺はりおとニヤリとわらって、

「食べる?俊もどう?」

俺は渡すとふたりとも、

「うまそう!!」

と言ってふたりは食べた。

「辛っ!!!!薫!!何食べさせるんだよ。」

そう言ってふたりは持っていたジュースを飲みはじめた。

「死ぬかと思った。」

俺らは爆笑。

「馬鹿だ!ハハハ!」

「激辛タコ焼きでした♪」

りおがいうと俺は、

「玲菜にも食べさせようぜ!」

「ナイス!薫。」

そんなこと言いながらあるくと、

「お腹すいた!」

またりおが言った。

「まだ食べるの?」

「あったりまえ♪クレープ食べたい!」

また食う気だ…




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