学年2モテるイケメン男子に失恋したら、学年1に告白されました。
碓水くん――――碓水柊斗は、クラスメイトの男子。
小中高と学校が同じで、5年生のときにたしか、初めてクラスが一緒になった。
人気者で、昔から基本的になんでもそつなくこなす。
そして、紅野くんとも中学のころから仲が良い。
……碓水くんは、学年で1番にモテる男の子だ。
確かに見た目はかっこいいかもしれないけど……。
なぜか彼は、私のことをけっこうな頻度でからかってくる。中学のころからそうだ。
私とは住む世界が天と地くらい違うのに……まあ、暇つぶしみたいなものだろう。
しかしそのせいで、皮肉なことに私がクラスで唯一ちゃんと話せるのが碓水くんということになってしまっていた。
「で、紘貴に話かけようとしてるけどだめなんだ。まあ、簡単に1人にはならないだろうな」
……碓水くんには、私が紅野くんのことが好きだというのが知られてしまっていた。
遡ること3年前。中1のときに、それはもうあっさりとバレた。
『紅野のこと好きなの?』とかど直球に……。こちらを見る視線という名の圧に押され、思わず認めてしまったけど。